龍と蛇 | 陽の当たる庵

陽の当たる庵

主に神奈川・東京の神社訪問覚書。諏訪神社推し。中世の諏訪が舞台のアニメ「逃げ上手の若君」の感想や、たまに天然石・馬の話題も。

来年は「巳年」ということで、蛇は弁財天様の御眷属とされることから、もう今年の後半、空いているうちに弁財天様のパワースポット回っちゃおー!!な記事を見つけたのですが…。

 

 

江島神社も浅草寺も、龍にもゆかりのある社寺ですよね?(他はよく知らないけど…)

今年は辰年なので、混雑ぶりは今年も来年も変わらないのでは…。(笑)

まあ、逆に言えば、今年の残り期間&来年分までゲン担ぎができるという意味で、ねらい目のパワスポかもしれません。

 

ただ…龍で蛇と言えば、諏訪神社も気が向いたらお参りしてみてね(笑)。

諏訪の神様は水や風の神、龍神として信仰されていますが、今でもお正月にカエルが二匹お供えされ、蛇の神様としての側面もある神様です。(「諏訪の七不思議」参照)

 

 

蛇というと、キリスト教では邪悪なものとされ、また、現実の動物としては猛毒をもつ種もあることから、苦手意識がある人も多いと思います。ハリー・ポッターでも悪役の寮の象徴だったり…。しかし、スピリチュアル的には神聖なもの、神ないし神の使いとして信仰されるケースも多いのですよね。

 

たとえば、ギリシャ神話では、医療の神アスクレピオスの杖には蛇が巻き付いていて、WHO(世界保健機関)のロゴマークにも使われています。また、オーストラリアのアボリジニの神話では、空にかかる虹は蛇の神、創造神と考えられているそうです。

 

実際、自分もお諏訪様に興味を持つまでは蛇に苦手意識がありましたが、今では好きになりました(笑)。

日本には八百万の神様がいて、蛇や龍についての考え方はそれぞれ違っていたりするので、参拝する神社仏閣のスタンスを尊重する必要がありますが、来年は巳年、蛇の持つ不思議な力や魅力について考えたり、書籍を読んでみるのもいいのかもしれませんね。

 

…来年はもう少し状況が良くなっているといいな(T▽T)

考えても仕方がないことばかり考えてしまうので、記事を書いてお茶を濁しに来ました(笑)。

それでは、また。