いや~。昨日は夏越の大祓でしたね。
このころまでにはとっくに諏訪大社4社巡り記事を仕上げている予定だったのですが。
6月は私にしては忙しすぎました…。
締め切りのない趣味記事とはいえ、あまり長く引きずるのもどうかと思いますので、簡単に振り返りますね。
そんなわけで、諏訪大社上社・本宮
長野県が誇るスピリチュアルスポット・諏訪大社4社の中でも、もっとも有名な神社です!!
神社等の聖域の気配にそれほど敏感でない人でも、この上社本宮では何か感じるという強烈スポット!
エネルギーの違いを例えると、諏訪大社・前宮は、どちらかというとお諏訪様のプライベートエリアな感じ。
公務も行われるけれど、家庭での父親や夫としての時間も大切にされていて、家族を大事にされる愛情深い側面が強く感じられます。
「本当にこの方、武神なのか」と思ってしまうくらいに。
これに対し、諏訪大社・本宮は、武具を身にまとって自ら戦いに赴く、あるいは正装をまとって鎮座し厳かに儀式を見守る、勇ましくも荘厳な男神の顔!!
歴史上幾多の武士(もののふ)に畏れ敬われた、戦う神としての威光に触れたい人は、ぜひお立ち寄りください!な感じ!
家庭にあっては愛情深く、戦地にあってはかっこいい…まさに神ですね。(当たり前)
確かにね、お諏訪様推しの人には古事記の建御名方神の記述が納得できないという方も多いのですが、本宮の気に触れるとそういいたくなる気持ちもわかります。
神としての威厳、気品、エネルギーの強烈さ。今でも全国に1万社以上の御分社があり、7年に1度の御柱祭では20万人を超える氏子を動員、熱狂させる、その魅力とご神徳。古事記であっさり負かされてしまう神様のイメージにはそぐわないんですよね。
しかしだね。
あのエネルギーには一度は触れる価値ありですが、いかんせん強すぎまして…。
建御名方神様はとても相性の良い神様だと思うのですが、そんな私でもここではエネルギーあたりを起こしてフラフラになりました(笑)。神社でエネルギーあたりを起こしやすい人は要注意な場所です。
しかも…雨がだね…。
前宮を出たころは小ぶりになっていて、やんでくれるかも、と思ったのですが、本宮に着いた頃からドンドン本降りになってきまして…。雨って、龍神様の居られる神社では歓迎の合図とも言われますが、少々歓迎されすぎましたね。(笑)
そんなわけで、気が付いたら、諏訪大社4社の中で最も荘厳かつシックでセンス良くって美しくってカッコいい、あの建築物を…全然撮っていないんですよ。超素敵だと思ったのに…。
こ、これが幣拝殿…多分(←)。
そして、これが、布橋と呼ばれる、諏訪大社本宮に正門から入った場合に通ることになる屋根付きの通路…を出たところです(←)。(入るところを撮っていないというグダグダっぷり…)雨脚が強かったので雨宿りにお世話になりました。
ちなみに、この布橋は大鳥居から向かって左奥にあります。バスなどで来ると大鳥居の前に降ろされるので、ぐるっと左側に回りこまないと正門にたどり着かないんです。しかしながら、前宮から歩いてここまでくると、自然に正門と布橋にたどり着くんですね。
たしかにその意味でも、「前宮から参拝する」は合理的なのかな、と。
で、ええとね。
書くかどうか迷ったんだけど…、話半分に聞いて下さいね。
写真がろくに撮れなかったのには、他にも理由がありまして…。
諏訪大社上社・本宮には、手水舎が複数あり、龍の彫刻から水が出ています。神社によくありますね。
本宮の中でも奥の方、幣拝殿がある、一般参拝客が立ち入れる区域としては最も神聖なエリアの入り口にも、手水が設置されています。
(写真は諏訪大社上社・本宮で撮影しましたが、この記事で言及している手水とは別の場所です)
このエリアの手水に気が付いて、清めた方がいいかな、と思ったときに…。
「そなた、どこぞの何者じゃ」
と声をかけられたんですね。ええ。
私の空想にしては古めかしい言葉だったのと、過去の経験から、本物っぽい感じがして、
「神奈川県〇〇市▲▲の(フルネーム)です。普段は▲▲の諏訪神社にお世話になっております」
と心の中で答えました。
で、手水を使おうとしたのですが、動揺していたのと、前宮やここに来る道中、すでに複数回手は清めていたので、うっかりいきなり手に受けた水を口に含んじゃったんですね。
「作法が間違っておる」と言われました。それで、もう一度やり直しました。
ええ。不思議エピソードはこれで終わりです。それ以上に何かあったわけではありません。何か見えたわけでもありません。
ですが…、「神社に参拝するときは、住所と氏名を名乗ったほうがよい」とも言われるけど、それって本当なんだな~って(笑)。
そんなわけで、ご眷属様が目を光らせておられるこの神聖なエリアで、無遠慮に写真を撮りまくるのがためらわれたんですね。あはは…(笑)。
同じ諏訪神社の龍属性のしらす君(糸魚川翡翠で、龍の模様が浮き出た不思議なエネルギーの石)は取り次いでくれなかったのかな…と思ったのですが、よく考えたら、身に着けていた石は前宮で全て外して浄化して、その後は木箱に入れて、お弁当みたいにハンカチで縛って、カバンに入れておいたのでした。
もしかして、身に着けたままだったら、違う会話があった…のかもしれませんね。
幣拝殿に参拝すると、まるで自分が小さな子供になったみたいな…とても大きな温かい手に頭を撫でられているような、暖かいエネルギーを頭部に感じました。
…結局、お話は続きます(トホホ)。