交響曲第9番 まとめ/星の図形 |   ひとしらずして

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   プロスケーター町田樹の誕生から引退までを見守ったファンの記録

 

この↑今までパート毎に出してきた3つの軌道を重ね合わせたものが、
今回私が出した第九の軌道の全体像です。
そのジャンプの位置8つ(コンビネーションジャンプは最初のジャンプの位置)に
飛んだ順にナンバーをふって……



1〜5番目までのジャンプをつなげると…………
おおおおお…星が出た!



分かりづらいのでジャンプの位置を少しずらしてみる。
と、ほら!ちゃんと星の図形が出てるでしょ!!
私の拙い軌道の出し方でも星型が出るなんて感動…(ノД`)・゚・。

1〜5番目のジャンプで星型
6〜8番目のジャンプで三角形


このジャンプの配置にも諸説あると思いますが、
私が引退時にリアルタイムで知って涙したのが「星型」という考察でしたので、
その真実を自分の手でしっかりと掴みたかった。

私の軌道やジャンプの位置はズレがあるのを考慮しながら見直すと
星型の中央からスタートし、Celebrationパートの残り3つのジャンプで描く三角形の中央でラストを迎えているような気もします。

三角形。

これは宇宙の星の配置ではないか?という案は見たことありますので、
私は純粋に三角形という図形のパワーを描いた…という説を出しておきましょうか。
『高校2年のとき、メキシコのピラミッドの頂上でアルミみたいなものに触れたら四回転が完成した』
私は三角形を見た時、真っ先にこの名言が頭に蘇りましたw
三角形はピラミッド(エネルギーの集積器ともいわれている)を真横から見た時の形でもあり、
三角形は人の世と神の世界を繋ぐ神聖な図形とも言われています。
そういうスピリチュアルな意味を込めていたりするのかも?( ´ー`)フフフ




今回の第九の考察では、これといって新しい発見はできなかったです。
自分で「こうではないか?」と思っていたものをなぞるような作業ではありました。
しかし今はこれで十分。
試行錯誤しながら、自分の頭の中で想いを巡らせるだけで十分。


Queenの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見て思ったんですよ。
この映画の中でフレディは「この音楽を聴いた瞬間『自分のものだ!』と(リスナーは)思うはず」そういう意味合いのことを言うのです。曲は聞く人のものだ、と。
「聴いた人が自分たちのことだと感じる」ことを大切にしたいと。

私も町田くんの作品を見た瞬間「私のものだ!」と思ったのだと思う。
こんなに私の心を掴み離さなかったのは、
きっと私の心の凸凹とパズルが組み合うようにピッタリと重なったからなのだと。

最近、映画からQueenに興味が湧いて、ネットの中を色々彷徨っていたんですよ。
そしたら…フレディの没後何年たってもファンの人たちは「Love of my life」や「ボヘミアンラプソディー」の曲に込められた解釈を語り合うのです。
自分はこう思う、いや、きっとフレディはこう思ったのではないか。
私はそういうファンの姿を見て、作品が愛されるっていうのはこういうことなんだと思いました。

だから、今はこれで十分。
町田くんが選手を引退した当初は、第九のことを隅から隅まで全部語りつくして欲しいと願っていたけど、
Queenのメンバー達が曲の意味を語りたがらない姿を見て考えが少し変わった。

私はまだまだ町田樹の作品に自由に思いを巡らせたい。
そして、町田樹の作品を「私のものだ」と受け取ったファンは大勢いる。
細かい意味を…正解を知らないほうが
幾万人の「私のもの」であり続けられるのかもしれません。
町田樹の作品も、このまま皆の心を支え続ける存在であってほしい。