クリニックには、たくさんの郵便物が届きます。
ホントにたくさん。
それをみていると、郵便物が減少しているなんて嘘みたいに思えてきます。
一方的なダイレクトメールも多いです。
そして、郵便とは別に、医師会の配達物も定期的あります。
医師会の郵便みたいなもの。
無料で配達してくれます。
そこにも沢山のお届け物が毎日…。
そういうもの、全てを
職員に開封させて、必要なものだけ院長に渡すように、
みたいなところもそれなりにあるようです。主に古いところでしょうが。
だから、職員に読まれたくないものには、
『これは責任者が開封してください』みたいな注意書きのあるものが、時々混ざっています。
…まさか、こういうものまで職員の目に晒されていないだろうね…?
この手のものを、機密文書。と呼ぶとしましょう。
つい最近、機密文書が、また回ってきました。
機密文書に時々ある内容なのですが、
市内を転々と巡っている、問題求職者の注意喚起でした。
こういう場合、間違いなく窃盗系の職員です。
今回の方は、少なくとも5年で10カ所くらいで働いていたことのある、という触れ込みの人でした。
↑
履歴書が正しければ、の話です。
とは言え、1日でクビになったりしていたようですが。
初日でレジから10数万円持ち出したとか、
人のロッカーからお金盗むところを防犯カメラでとらえられたとか。
そんな、内容。
………あー、うちにも、いましたわ。
彼女かな?お元気みたいね。
いや、その人ではないのですけどね。
わがクリニックの彼女はナース。
今回は、事務員。
そんな人でも、個人情報の観点から、届くお手紙では詳細分からず。
詳細分からないのに、どうやって気をつけろと?とか思いますけど。
怪しい人が来たら、医師会までお問い合わせを、と言うことのようです。
私が思うに、これは機密文書にしなくても良い内容かと。
だって、こういうのが医師会で回っているって分かっていたら、
市内をぐるぐると転職することはなくなりそうだから。
この手の人は、心底、嫌。
震えるほど、気持ち悪い。
トラウマになる。
……なってる…。