ブログはいつでも個人の感想です。



クイズです。

25年前には3Kと呼ばれていたのに、現在は配偶者にしたい女性の職業No1の職種って、なぁに⁇

念のため
3Kとは
"きつい"
"汚い"
"危険"
です。

きっとわかるでしょう。
看護師です。
5Kとか、8Kとか とも言われてましたね。

高校生の親が子供になってもらいたい職業No1でもあります。

理由は?

安定収入ありそうなのに、なりやすいから?
失業しそうにないから?
ダブルインカムで心強いから?

もしかしたら、舅姑に喜ばれる息子嫁の職業でもNo1とれるのではないかな?
『私の介護要因決定‼ 🎶️』と喜ばれたりするに違いない。 


それにしても、えらく評価が上がったものですww。
今でも間違いなく3K なのに。

私自身が看護師と言うことを踏まえて、ここからは失礼を承知ではっきり申し上げていきます。

25年前くらい、私は公立の看護短大の学生でした。
当時はまだ4年大学の看護学部は国内に2〜3カ所だけ。北里とか防衛とか。
専門学校からようやく短大に移行してきた頃です。それでもまだまだ少なかった看護短大。
看護師の中ではわりとエリートコースでした。どうでも良いけど。

バブルがはじけた頃、悲壮感は若者にはあまり感じられなかった頃の25年前。
合コン真っ盛りの頃。看護短大には数多のお誘いがありました。
そこで必ず言われたこと
『なんで、看護師(なんかに)なろうとおもったの?(俺なら絶対ムリムリ)』と。
見下し感たっぷりのニュアンスで、単なる暇つぶしのような適当な興味で聞かれる。
→これがイヤで合コンに行かなくなった私。

これが今なら?

『良いねえ、こういう職業の人と結婚して、収入面でも支えてもらえると心強い』
とかになるんですかね?

でもね、

評価は正反対になっても、内容ってあまりにも変わっていないのよね。

病棟看護って、う○ち、お○っこ、血液などの体液、その他の排泄物、のお世話とその匂い。 
時々、飛ぶしね。付くしね。
大部屋ではとなりのベットからカーテン越しに伝わってくる香り…。
ああ、懐かしい…とはいかないけれど。
昔も今も、相手は高齢者中心なのでね。
痴呆になったおじいちゃんの遠吠えのような叫び声が夜な夜な病棟にこだましたり。
檻のようにみえる高い柵の転倒防止用のベットから顔を出すヤマンバみたいな認知症のお婆ちゃんが叫んでいたり。
特に内科病棟では、大きな病院でもたまに、ときどき、あること。
今も昔も、相手は人間、高齢者中心。


それなのに
医療は進歩していて、仕事は増えて細かく厳しくなり、
かつ、医療ミス対策も厳しくなって、雑務も増えた。
確認、確認、確認。
何かあれば訴訟を起こしてやる、みたいな人がどこでボイスレコーダー動かしているか分からない。

そんなこんなで、病棟看護師は 私がやってた頃より ずっと負担増えてます。

どんどん新人がやめていく現状。慢性的な人手不足。
有給、当時は『何それ、聞いたことあるだけ』みたいに とれなくて当たり前。
今はどうなんだろう?

それなのに、子供になってほしいとか、
妻に仕事続けて欲しとか…。

そんなに、魅力あるのですかね?
まあ、仕事続ければ食いっぱぐれることはないかもしれないです。
そこがなによりも大事か?

わたし、娘には『絶対にやめとけ』と、言ってます。

看護師への評価の変化は、おそらくきっと、日本人の賃金が上がらないから。
ダブルインカムが必須だから。
国力が落ちているから。 
なのでしょうね。

悲しい日本…。

見下される時代の方が平和だったよね…。ムカついたけれどね。


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