小さなクリニックの開業医の妻です。
子供が手を離れて、経費削減や繰り上げ返済のためにほぼフル勤務しています。
私のタスク 面倒なタスク
ちょっと面倒だけれどやらなくてはならない、大切な私の仕事のひとつ、
お礼状書き。
お中元お歳暮はもちろん、それ以外の時でも、かしこまった戴き物があったときに書きます。
それ故、私はたくさんの綺麗な葉書を常に用意しています。
季節感のあるものを用意しているので種類もたくさん。
毎年頂く方へのお礼状は、昨年と同じ柄にならないように気をつけたりします。
とは言っても、そんなに多くはないのですがね。
私の義理父、医師夫の実父は、高校の校長でした。
昭和の時代のこと、それはそれはたくさんのお中元お歳暮などを頂いていたそうです。
生徒さんの親、学校の教員、人事関係で義理父の世話になったらしい人、
そういう人から。
その数、少なくみて50だと医師夫は言います。
結婚して、義理父はすでに退職後、それでも30は来ていましたね。おこぼれを預かるのはひとり息子の医師夫。
=我が家族。
すきやき用の霜降り肉など内容も豪華でした。
懐かしい美味しかった思い出…。
今、医師夫に届くのは、10とちょっとくらい。
近隣のクリニック、取引先、看板やさん、患者さんも少し。
そのうちで、お礼状書きは、半分くらい。
たいした数ではない。
でも、気を遣う私のタスクであります。
昔の医院なんか、お中元お歳暮は凄かったと言われてますね。
でもって、お礼状書きは、最も字が上手なスタッフの仕事であったりして。
その点、うちのスタッフさんはいいよね。
差し入れ的な頂き物はみんなで分ける。たまに私たちはもらわないこともある。
それなのにお礼状書きは私だからね。
まあ、任せるつもりもないから良いんですけどね。
こういうのをスタッフさんに任せると、人によってはイロイロと勘違いする人もいたりするかもしれないから。
何を書くのかわからないし、毎年同じ文面で心がこもっていないのも失礼ですしね。
私もすっかり書き慣れたもので、お決まり文句の"ご自愛ください"なんて言葉は入れなくて、時事のことに掛けた
内容にしたり witに富んだ文章目指してみたり…。
面倒だけれど、私のセンス、引いては医師夫のセンスを問われるものとしてちょっと頑張ってしまうタスクでもあります。
でもね、今どき、『医師夫(内)』なんて書き方…。違和感あるようにも…。
お中元お歳暮の慣わしは、消えゆく文化でありそのうちお礼状書きのタスクもなくなるかもですね。
何はともあれ、今のところは、夏とと年末は、おやつに困らない我が家です。