中国ドラマ
【長月燼明/长月烬明】⑫
英題:Till the End of the Moon
原作 : 黑月光拿稳BE剧本
50分 × 40集
2023.4.6放送開始
女主 黎苏苏/葉夕霧/桑酒…白鹿
男主 澹台烬/冥夜/沧九旻…罗云熙
★★★以下ネタバレあり★★★
ちょっと色々書きすぎたかも💦
しばらくしたら限定にします。
今更だけど
主角たちの名前どれで呼ぶか迷う。
名前は3つだけど転生して三世って訳じゃないからまたややこしい。
女主
・そもそもの名前は黎苏苏。
・500年前に跳んだときの名前が葉夕霧
・般若浮生(夢の中)では桑酒。
葉夕霧の中身は黎苏苏だし、500年後に戻ってからも黎苏苏なんだけど、澹台烬にとってはずっと葉夕霧だからKumiも女主のことは葉夕霧と呼んでる。
男主
・そもそもの名前は澹台烬。
・500年後、兆悠の弟子になった時の名前が沧九旻
・般若浮生では冥夜。
澹台烬も500年後には新しい沧九旻という名前をもらってるけど、やっぱり女主にとっては澹台烬。
般若浮生では一万年前に実在した人に起きた出来事を自分の事のように体感した、という事だと思うので男主女主を冥夜桑酒と呼ぶのはなんか違うような気がしなくもない。
が、冥夜と桑酒という別人になりきっている男主女主、とは呼べないし、男主女主が今体感している冥夜と桑酒という人、ともいちいち説明してらんないので、その名前で呼ぶことになっちゃう💦
というわけで、以下は
女主は 葉夕霧=黎苏苏、もしくは桑酒
男主は 澹台烬=沧九旻、澹台烬、も しくは冥夜
という表記になります。
では最後に男性陣総括。
いや~美しかったですレオ・ロー
最初に出てくる言葉は結局これになっちゃうw
けど散々書いてきたのでそれは置いておいて。
あくまでKumiの感想だけど
終わってみれば、主角2人の恋にはそんなに泣いてない。
それよりも、タイトル通りとにかくまっすぐで芯が強くて、誠実さが切ない男たちに泣かされました。
男主 澹台烬=沧九旻 と 冥夜はもちろんのこと
おじ様たちがすっごく良くてですね
黎苏苏の養父 衢玄子…郑国霖彼は本当に黎苏苏を愛していて、沧九旻=澹台烬のこともちゃんと彼の人間性を見て認めてくれて、人としても父としても素晴らしい人だった。
この人が育てたからこそ、黎苏苏はあれほどまっすぐに育ったのだろう。
沧九旻=澹台烬の師父 兆悠…黄海冰
彼も泣ける(இ﹏இ`。)
他人を信じる力と信じる勇気がある人。
それは人を導く立場の人間に何よりも必要なものかもしれない。
根拠無しに盲信するのではなく、きちんと相手を見て、理解して、信じる力。
皆が何と言おうと、現状どう見えていようと、本質を捉えて信じられる人。
思い出すだけでも(இ﹏இ`。)
そういう意味では【花琉璃轶闻】の男主とちょっと似てたかな
愛の定義なんて人それぞれだけど
彼らを見ていると、恋愛に限らず人間関係において信じるということは愛することとイコールなのだとKumiは思う。
師父は大仰に「おまえを信じるぜ」的な感じではなく、「可哀想だから信じてやろう」でも「弟子だから信じてやらなくては」でもなく、ごく自然に当たり前のように澹台烬を信じているのがまた泣ける。
言葉にせずとも「おまえの心根が正しいことを知っている。おまえは信じてもらえて当然なんだよ」と言っているかのようで。
師父が信じてくれなければ、きっと澹台烬は耐えきれなかっただろう。
彼を信じたのが葉夕霧=黎苏苏だけだったら単純に、愛の力❤️だけで話は済んでしまう。
でも実際、恋愛関係だけで世界は回ってない。
澹台烬は以前、彼女以外の人間からどう思われようとどうでもいい、と言っていたが、そうではないのだ。
四面楚歌で絶望に瀕した澹台烬が、魔に堕ちたくないという意志を貫くには、葉夕霧=黎苏苏以外にも自分を信じてくれる人がいる、という現実が必要だった。
そして澹台烬は、信じてくれる数少ない人たちを自分も信じてその信頼に応える強さを持っていた。
彼のあの強さはどこから来るんだろう。
幼少時代からあんなに苦しい人生だったのに、その中でも自分に注がれた愛情や慈しみが確かにあったと信じられる強さ。
自分を迫害し続けたこの世界もその全てが悪ではないと、命を懸けてまで守る価値があると思える強さ。
その強さを引き出したのは葉夕霧=黎苏苏だけれど、それを彼女の功績だけで片付けたくない。
澹台烬本人にその気がなければ、誰も引き出してあげることは出来なかったのだから。
それは澹台烬自身がもともと持っていた強さ、どんな境遇でも失わなかった強さ、自分に負けずに育み続けた強さだ。
彼は挫けそうな場面でも決して、どうせ自分なんか…と自棄にならなかった。
誰にでも出来ることではない。
その強く気高い心が、黎苏苏の父や師父のように素晴らしい人たちを惹き付けたのではないかと思う。
あぁ。。。だめだ、涙出る(இ﹏இ`。)
こんなにも良い特質を持つ人がよりによって魔胎とは😭
もっと最初からノリノリで「魔神何それカッケー✨俺がなれんの?ラッキー
」みたいな人だったら澹台烬はあんな思いをしなくて済んだのに。
でもファンタジーあるあるで、澹台烬のように強くて善良な心を持った人が絶望の果てに魔に堕ちてこそ最強の魔神になる、とかもありそう。
考えてみると、冥夜は一度は自ら魔になろうとしたけれど、澹台烬は一度も「もういい、魔神になってしまおう」とは考えなかった。(最後のは作戦上のことだから、自らそうしたいと思ったわけではない)
そこが二人の大きな違いかも。
でもそれも、澹台烬は般若浮生で冥夜からヒントを貰えたからなんだと思う。
魔神になってしまうかどうかは澹台烬が自分で選択出来るよ、と。
それがなければ澹台烬は、魔胎に産まれてしまったんだから仕方ないと諦めていたかもしれない。
冥夜、めちゃめちゃグッジョブ👍️
結果的には、葉夕霧=黎苏苏を筆頭に500年後の世界の人たちや一万年前からの冥夜たちの尽力に助けを得て、澹台烬は魔神となるべく生まれた運命に打ち勝った。
澹台烬だけではなく、一万年の時を越えたチームワークで得た勝利。
魔神との戦いはどの時代でも常に団体戦。
皆で1つになって立ち向かわなければ、悲しみとか怒りとか恨みとか妬みとかそういう負の塊には打ち勝てない、ということか。
稷泽…陈博豪未来を垣間見ることが出来てしまう、というのは本人にとってはある意味非常に苦しいことだろう。
賢くなければ狂ってしまうかも。
稷泽はこの世の全てを悟りきっているかのように常に淡々と先を見据えて自分の役目を全うする人。
稷泽もまた、強く切ない慈悲の人だった。
萧凛
女性を見る目が無かった…
葉冰裳が結婚式の日に「他人なんかどうでもいい」と言い放った、その事の重大性をスルーしてしまったのが彼の悲劇の始まり。
葉冰裳の本性から目を背けずきちんと向き合っていれば、あんな最期を迎えることはなかっただろうに。
とKumiは思ってしまうけれど。
きっと萧凛という人は、Kumiなんかには想像もつかないほど広い心を持つ人だったのだろう。
葉冰裳の不安や愛されたいと願う気持ちを分かっていてなんとか彼女を満たしてあげたいと思っていたけれど、その理由を知らなかったので上手くいかなかった。
そりゃそうだ。
葉冰裳自身が心を開いてなかったんだもの。
萧凛が注ぎ続けた愛情は、葉冰裳の心の殻の外側を流れ落ちていくだけだった。
それでも最後の最後まで葉冰裳への慈愛を捨てなかった萧凛。
出来すぎてて怖いくらい。
恋人とか夫というより、父?師父?仏?くらいの見守り系男子w
それだけに、公冶寂无のキャラはちょっと残念だった。
あなたそんな人じゃなかったでしょって感じ。
萧凛は師父の敵討ちしたいからって闇落ちするような人ではなかったと思うのです。
ストーリーの流れの都合で、急に闇落ちさせられた感。
客観的に萧凛時代の自分の人生聞いてみたらあまりにも報われなさすぎて、これ以上いつまでも良い人キャラでいられるか💢的な不満が爆発したのかしら…とか思ってしまったw
結局のところ、復活させられた彼はあくまでも公冶寂无であって、萧凛そのものにはなり得なかった、ということだろうか。
邓为は総じて良かったと思う❤️
葉清宇…耿业庭/耿業庭
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