【半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~】感想 前半 張彬彬 × 景甜 | 中国ドラマ・台湾ドラマ 備忘録

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留学から約10年、気付いたら中国語をほぼ忘れてたので勉強を兼ねてドラマ見てます。
あらすじ&感想書き始めました。
まずは主に大陸の古装系、時々現代ドラマ。
基本長文。山場終盤ネタバレ記事はアメンバー限定。
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中国ドラマ

半妖の司籐(スー・トン)姫 ~運命に導かれた愛~

原題 : 司藤

(原作小説 : 半妖司藤)


全30話

司藤…景甜 ジン・ティエン

秦放…張彬彬 チャン・ビンビン


★日本でも放送決まったみたいなのでタイトル邦題に変えました。

私の中ではかなりおすすめなドラマです✨


16話くらいまでざっくり感想



主人公の秦放が車の事故で崖に落ちて瀕死の重傷。

彼が流した血が、永い眠りについていた苅族の生命体・司藤(植物を操れる女性)を目覚めさせる。

ゲームに出てきそうな綺麗な映像✨


秦放は司藤によって怪我を癒され生き延びるが、司藤から離れると身体が化け物のように変化してしまうため、彼女に命じられるがまま従者のようにあれこれと世話を焼き共に生活し始める。

というところからストーリーが展開していく現代ファンタジー

張彬彬は髪にウェーブかかってるほうが断然かっこいいと思う。
しかしこの髪型になるのは最後の数話だけ。ちょっと残念。

ヒロイン役の景甜は、どこかで見たことあるような…と思ってたら「麗王別姫」の珍珠。
珍珠は髪型が常にアップスタイルだったからかすぐには分からなかった。
(この縦長の変な髪型が好きじゃなかったなー😅)

最近ずっと宮廷もの か、時代劇ファンタジーに絞って見ているんだけど、これはヒロインの衣装が素敵で映像も綺麗で中国で評判良いらしいってことで、チャイナドレス好きな私としては見逃すわけにはいかなかった。




良いですね~💕
チャイナドレスばかりじゃなくて色んな服装してて楽しい❤️

司藤が70年くらい前に生きてた人なのでその過去の映像でこんな感じの装いも有り✨
日本で言うと昭和モダン、て感じの雰囲気かな?
(よく分かんないけど年代的に多分)

このドラマは現代ものだけどあまり肌の露出が無いのも良い☺️
(私は女性は凹凸の激しい健康的なタイプが好み。すぐ折れちゃいそうな極細の女優さんが二の腕とか太ももをガッツリ露出してるのはなんか不安な気持ちになっちゃうんだけど、細い人が多いから😅)

麗王別姫の時は、美人だけど正直つまんない美人だなと思ってた景甜(ていうかあの珍珠という役にあまり魅力を感じなかった)
この司藤役はとっても素敵✨
古風なチャイナ美人で、細い眉と赤い口紅がよく似合う✨
司藤というキャラも魅力的です。
高飛車でツンツンしてて最初のうちは当然のように秦放(張彬彬)を召し使い扱いするんだけど、何故かそんなに嫌な感じがしない。普通の人間じゃないから仕方ないって感じかも。秦放は嫌だろうけどw
靴紐を結ばされる秦放w

司藤は復活したばかりで現代知識が無くてテレビのリモコンの使い方が分からなかったり可愛い一面もあるんだけど、秦放がちょっと出かけて帰ってきたらもう使いこなしてたりするw

秦放が、ハイヒールは綺麗だけど疲れるし身体に良くないからと買っておいてくれたローヒールの靴。
気に入らないものは身に付けない性格だけど、それは素直に履いてたのが可愛い。
すれ違いから喧嘩っぽくなって誤解が溶けた後、こっそりその靴を大事そうに洗っているところに秦放が来て、見られたくなくて隠そうとするんだけど結局見られちゃう司藤も可愛かった💕
靴を洗ってる司藤を見て嬉しそうな秦放も可愛い😃

彼女の辛い過去とか、本当は人を助けようとする優しい心を持ってることとかちゃんと理解して側で支えようとする秦放も良い。
強くて頼れる男!って感じではなく優しくて一見弱そうなんだけど、守るべきものの為にはちゃんと逃げずに立ち向かう男ではある。
十里桃花と如歌でフラれて酒に溺れる姿ばっかり見てるから、秦放がお酒に逃げない女遊びしない良い男で非常に嬉しいw

秦放と司藤の関係もとても可愛い💕
司藤が戦いで力を消耗して倒れてしまった時、重苦しいほど沢山布団をかけちゃう秦放とかw
司藤が、「力が足りなくて人の形を保てない、100年以上植物の姿になって眠る必要がある」と言うと秦放は「人間の自分には長すぎる…でも約束する。庭に植えて、俺が生きている間は必ず水をあげるから」と泣きそうな顔で言うんだけど
実は冗談で、1日か2日休めば回復すると。
秦放はちょっと怒っちゃうけど(そりゃそうだ。この種の冗談は私も嫌いだ)でも司藤の嬉しそうな顔を見たら怒りが解けてしまうんだよね。
真に受けて本気で心配してくれる秦放に「どうしてそんなにおバカさんなの。毎日水をって、本当にお花を植えるつもり?」って、それはそれは嬉しそうに笑うのだ。
ふふんって感じの笑い方が多い司藤がそんな風に笑うとそのギャップに(๑º ロ º๑)♡!!て感じでこっちまで嬉しくなっちゃう。

司藤が心配でたまらない秦放がキスをしようとすると
司藤はそっと止めて「何するつもり?」
秦放「前にもこんな風にしただろう?」
司藤「おばかさん。それとは違うでしょう」
そう。実はこの前にもキスしてるんだけど、その時は正気を失った?司藤からキスをして、唇を通じて司藤の記憶が秦放になだれ込む…という流れがあったので。
理由無くキスをするのはまた意味が違うから…
この時点では二人は恋人ではないからね💦

司藤が更に休養が必要で、植物の蔦でグルグル巻きの繭みたいになって2日ほど過ごす(閉関みたいなものかな?)時も可愛くて
秦放がそっと触れると小さな蔦みたいなのが伸びてきて秦放の手を包む。
このドラマの特殊な設定ならではのこういうやり取りも微笑ましい☺️

これで16か17話くらいまでかな?
苅族を滅ぼそうとする○○派とかのオジさんたちが大勢出てきたり、脇役のエピソードもけっこう長いのであまり興味なくて倍速にしたところもありつつ、でも全体的にはなかなか楽しい😃
美しくて時々可愛い司藤を楽しんでるうちに話は進んでる感じ。
海とかロケーションも綺麗。
かなりお気に入りドラマになりそうです✨

ちなみに邦題はスー・トンだけど、個人的には藤の発音はトン寄りのタンって感じでスー・タンの方が近いと思うからそこだけ気になる(無理矢理カタカナにするわけだから絶対の正解は無くてあくまでも個人の感覚だけどね)
日本語だと藤はトウだからそっちに寄せたのかなと思ったりもする。

このあとからけっこう急展開。
司藤がハッキリと秦放を意識し始めて、でも新たに明らかになった事情で二人は結ばれることは出来ないと分かりギクシャク…
司藤の命もかかっていて一体どうなってしまうのか、後半はキュンキュン・ドキドキ・ハラハラ忙しいです😵