私の経験した不妊治療〜体外受精〜出産〜育児について書いています。
※「40歳目前で体外受精」1~63話、「40歳で出産」1話〜100話はこちらから。
(アメトピにもたくさん紹介して頂いてます♪)
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「41歳で二人目不妊治療」1話〜
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妊娠7週目の検診で心拍が見えず
ナースから流産のこと、そして流産後の話をされます。
ナース
「流産後βーhCGと言うホルモン値が下がってきます。
βーhCGが0.0の値まで完全に下がりきらないと
次の治療(採卵)をスタートできません。
少なくとも生理は3回見送ってください。」
次の治療
その言葉をナースから聞いたとき
私は言葉が詰まってしまいました。
「凍結した最後の胚をお腹にもどして
それがダメだったら、すっぱりあきらめれば?」
と言っていた夫。
私もそう思っていました。
毎回、高額な治療費を支払い
子供ができるかもわからないのに
治療に大金を注ぎ込み続ける罪悪感。
今いる子どもに、そのお金を使ってあげた方がいいのでは?
そんな葛藤もありました。
私
「あの。。。
もうこれで治療を終わりにしようと思ってるんです。
これを区切りにするのが丁度いいタイミングじゃないかって。」
ナース
「そうですか…。
でも今は次のことを考えられなくても
時間が経てば、「よしまたがんばるぞ!」って思うかもしれないですよ。」
多分そんな患者さんを多く見てきたから
そういう励ましの言葉をかけてくれたんでしょう。
治療のやめ時
不妊治療を長く続けていると
必ずぶち当たってくる壁です。
妊娠をゴールにできなかった場合
やめるタイミングをどこにするのか。
治療費なのか
採卵、移植の回数なのか
年齢なのか
私も悩みました。
でももう、本当にこれで治療終わりにしたい。
ここで区切りをつけなければ
ますます止め時がわからなくなりそうだから。
つづく
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