実家で飼っていたコーギー(キッドくん♂)が先月亡くなりました。
(16歳)
私の両親(老夫婦)は事あるごとにキッドくんのことを思い出し
今も涙に暮れているようです。
キッドくんは里親犬でしたが、誰にでもすぐに懐く愛嬌の良い犬。
社交的で明るいムードメーカーでした。
しかし困ったことに誤飲が多く
落ちているものやトウモロコシの芯を飲み込んだことがあったりで
お腹を開ける大手術を2回ほどしていました。
それ以外は健康体でしたが
老犬になってからは、コーギーのような胴長短足犬にありがちな後ろ足の弱りがひどくなり
玄関の数センチの段差も一人で登れないほどでした。
顔周りや口周りにも腫瘍ができ触ると痛いので、
体をふかれたり歯磨きをするのを嫌がってましたね。
犬の認知症にもなり
夜中に何度も吠えてトイレ散歩を要求したり
排便が間に合わず部屋の中を汚したり
最後の方は、床にペットシーツを敷き詰めて大変だった模様。
でもそんな大変な犬の介護も、急になくなってしまうと
私の両親も心にぽっかり穴が空いてしまったようで
ペットロス状態に。
ヨタヨタ歩きですが、老犬と老人の朝晩の散歩の機会が減ってしまったことも気がかりではあります。
ペットは癒しの存在であると同時に、高齢者の脳や体の活性化にも効果的な存在です。
キッドくんのいなくなった今老夫婦も、気持ちを少しづつ切り替えて
趣味に打ち込んだり、自身の健康などに気をつけて生活していって欲しいものですが。