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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。

(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)

 

※初めてお越しいただいた方はこちらをご覧ください。

前回の記事はこちら 〜第58話〜

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〜第59話はこちらから〜

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分娩誘発のため41週で入院。

 

子宮口に海藻のスティックを挿入され陣痛促進剤の投与で前駆陣痛も始まる中

私の病室は大部屋だったので色々な家族の人間模様が聞こえてきました。

 

セキセイインコ黄トイレへも車椅子で移動の、双子で絶対安静の妊婦さんは

双子の体重差が激しいらしく、一人は小さめなので産まれ次第 NICU行き。

 

旦那さんは出産し次第、病院に泊まり込みで赤ちゃんのお世話をする予定らしく

病院側としては旦那さんに、赤ちゃんのお世話をマスターしてもらうことで

双子ママの退院後の負担を軽減するという試みだとのこと。

 

 

セキセイインコ青私の左隣は、切迫流産で入院2週間目の妊婦さん。

 

彼女は営業職をやってきて

出産後1年経った頃に仕事復帰したいみたいだったけれど、

お見舞いにきていた女性上司の反応は

 

「一年後は私も同じ部署にいられるかわからないし、会社の体勢もどうなってるかわからないよ。」

と厳しい現実を告げていました。

 

「今は自分と赤ちゃんのことだけ考えて、頑張ってね。」と言い残して女性上司は去っていったけれど、

 

後から聞こえるのは、切迫流産と仕事復帰のダブル不安で心配事が重なってしまった彼女の大きなため息ばかり。

私はパソコンは持ち込んだけれど、全く仕事をする気にもなれず

私の出産のことを伝えていない取引先からくる

イラストの仕事の修正依頼メールに

「すみませんが、作業が少々遅れそうです」との内容の返事をひたすら打ち返す。

 

オカメインコ私がパソコンをカチャカチャ言わせていているので、

右隣の妊婦さんが仕事のことを思い出してしまったのか、

お見舞いに来ていた旦那さんと、仕事の話をしはじめます。

 

「産まれたら、しばらく仕事できなくなるよね。」

という彼女に対し

 

旦那さん

「使わないと技術は落ちるからね」

と同情の言葉。

 

キャドを使って何かを制作していた女性らしく

出産育児で仕事のブランクがあいてしまうことが心配なようでした。

 

私も自分の仕事のブランクが空かないように、出産のことはほんの一握りの人にしか伝えていなかったけれど

 

前駆陣痛が波のように押し寄せてくると

ふーふー言いながら滝汗

 

チーンなんで私は、病室にパソコンを持ち込もうと思ったのか?ドンッ

 

なぜ仕事を断らなかったのか?ドンッ

 

この後、無事出産できて今来ている仕事を問題なくこなせるとでも思っていたのか?ドンッ

 

出産育児というものを甘くみすぎているんじゃないか?ドンッ

 

などと

そんな後悔ばかりしていました。あせるあせるあせるあせる

 

 

つづく

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