いつもブログをご覧いただきありがとうございます☆
私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。
(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)
※初めてお越しいただいた方はこちらをご覧ください。
↓
前回の記事はこちら 〜第57話〜
↓ ↓ ↓
〜第58話はこちらから〜
↓ ↓ ↓ ↓
-----------------------
妊娠41週を過ぎ
まだ赤ちゃんは出てくる気配はないけれど、長くとどめておいても
赤ちゃんに良い影響はないので
入院して分娩誘発することになりました。
内心、
陣痛が起こる前に入院できてよかった。
と思いました。
だって突然の破水や陣痛などでワタワタ病院に駆け込むのは精神的にも落ち着かないし、
タクシーがちゃんと来るか?とかいろいろ心配になる。
40週くらいから、常に私はその時のためのシュミレーションで頭の中がいっぱいでしたから。
病院では夫と二人で執刀医から
入院のこと、分娩、手術(緊急の場合はの帝王切開)に関するリスクの説明を受けます。
執刀医「ご理解いただけましたら同意書にサインをお願いします。」
大量に渡された書類とサインの多さは
出産が母子ともに生死に関わるほど危険なものだ
ということを意味しているのだなと思いました。
そして私の子宮口はまだ1センチしか開いていないので
海藻のスティック(ラミナリア)を子宮口に突っ込み、一日かけて子宮口を開く措置をすることに。
※海藻のスティック(ラミナリア)は時間が経つと水分を含み膨張することで子宮口を押し広げる役割があります。
偶然、廊下で母親学級での顔馴染みの女性に会ったのですが
私の顔を見るなり
「海藻のスティック(ラミナリア)、あんなに痛いものとは思わなかった!
ある程度は「痛い」ということを知らせておいてくれれば心の準備ができたのに!」
と、海藻のスティックの挿入の痛みと怒りをぶちまけていました。
「それに海藻のスティックを14本も突っ込んだ上に、陣痛が来なくて、最終的に帝王切開だったよ!」
とのこと。
産まれたての赤ちゃんのことよりも
「痛み」の話がすぐに出てきたということは
彼女にとって、相当の衝撃だったのでしょう。。。
私も結局、激痛のうちに7本の海藻のスティックを子宮口に突っ込まれましたが
猛烈な痛さ
開いていない扉を無理矢理開く処置なので、激痛も激痛。
出産の現場って、原始的な処置が多そうだな。。
早くもげんなりしてしまいました。
そこから前駆陣痛っぽい痛みが20分ごとにやってきます。
陣痛促進剤の投与も開始。
キューンとした強い痛みが体に走ります。
担当医がベッドに様子を見に来ます。
担当医
「順調に痛みが来て良かったですね
促進剤が効かずにダラダラ長引くより
痛みがきてお産につながれば一番いいですから。」
痛みが来て良かった
お産とはそういうものなのか。。
担当医
「これで陣痛がこなかったら、また翌日に棒を追加しますね。」
や、やめてくれ〜〜〜
私も彼女のように、さんざん痛みを味わった後に帝王切開ってパターン???
痛みのオンパレードを覚悟しての
入院初日スタートでした。
つづく
ーーーーーーーーーーーーーーー