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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。

(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)

 

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前回の記事はこちら 〜第56話〜

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妊娠41週。

 

まだ産まれない。

 

出産超過一週間となってしまっていました。滝汗

 

医者からはウォーキングや運動を言い渡されているけれど、全くやる気が起きない。ダウンダウンダウン

むしろこの、一人でだらだらとしている日が愛おしくもありニヤニヤ

でも何もしない罪悪感が押してきて

とうとうパソコンと携帯をベッドに持ち込んでいました。

 

あまりお腹の中に赤ちゃんをとどめておくのは良くないので

出産を促すために来週からはいよいよ入院になるでしょう。

 

今のうちにやるべきことをやっておかなかればあせるあせるあせる

 

そんな強迫観念もありました。

 

 

ふと、

ある仕事で知り合ったワーキングマザーのことを思い出していました。

 

彼女はいつも、バリバリと仕事をこなすキャリアウーマン

一方で、小さな子供を持つ母親

時短で働く彼女は、6時以降は会社にいません。

 

ある仕事の締め切り間際

彼女から6時を過ぎた時間帯に連絡が入りました。

 

カチャカチャという皿の音

そばから、「ママ」と呼ぶかすかな子どもの声。

 

彼女の声のトーンは、会社のそれとは全く違っていました。

いつもの早口でピリピリした口調とは違って

ゆっくりと低く、小さめの声。

 

電話のあちら側に、家庭の音を感じた私は

 

電話を切った後なんともいえない寂しさに襲われてしまいました。

 

不妊治療中だった私。

 

治療にのめり込んだり落ち込みそうな時は、

がむしゃらに仕事をすることで治療のことを忘れて

自分の心の均衡を保っていました。

 

でもそこに

突如として現れる

 

ラブラブ幸せそうな家族の像ラブラブ

 

いいな〜 ショックダウンダウンダウン

 

仕事も

子供も

手に入れている彼女が

正直うらやましかったのです。

 

一方で私は

毎日深夜まで仕事仕事と、いったい何をやっているのだろうチーン

と。

 

子供ができずに悩み

家族を持つ人をうらやましく思っていた頃

 

(仕事と育児を両立する彼女の苦労は全く想像できていなかったのですが。。)

 

そしていざ、自分に子供が産まれようとしていて

誕生を心待ちにしながらも

 

仕事はどうなっていくの?ぼけー

 

などと、その後の生活を心配する気持ちが押し寄せてくるのを感じながら

 

自分の変わり身の早さにも驚きつつ

色々な感情のはざまで

 

揺れ動いている私なのでした。

 

つづく

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