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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。

(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)

 

※初めてお越しいただいた方はこちらをご覧ください。

前回の記事はこちら 〜第55話〜

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〜第56話はこちらから〜

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いよいよ妊娠40週

 

予定日なのに

まだ産まれてこない。滝汗

 

担当医

ニコ「もう陣痛を起こすことを考えましょう、どんどん動いてください。」

 

発育不全で成長曲線からずっこけたままのお腹の赤ちゃん。

 

胎動も、活発にある。

 

この子は、私のお腹の中でまだもう少し大きくなりたいんじゃないのかな?

もしかしたら41〜2週までがこの子の成長期間なのかもしれない。

 

「出てきたら、その日から君の人生が始まってしまうから

お腹の中にいたいなら、まだいてもいいからね。」

 

なんて語りかけながらも

 

ニコ「出産の時のビデオカメラお願いね。」

 

ウインク「了解。」

 

諸々の段取りを進めていきます。

 

 

出産には、夫に立ち会ってもらう予定でした。

 

「もし可能なら、お母さんにも病室に入ってもらってね。」

 

などとお願いする一方で私は

 

本当は

 

たくさんの人に見られながら

病室の蛍光灯の下で産み落とすのは、嫌だ。

 

とも思っていました。

 

 

できればたった一人で産みたい。

 

動物が夜、狭くてくらい巣穴で一人ひっそりと子供を産み落とすように

たった一人で集中して、出産の痛みと、自分の子供との誕生に向き合いたい。

 

それが本音。

 

 

でも高齢出産でハイリスクの私のような者には

それは無理だということもわかっていました。

 

大勢の人に見守られながら出産する。

子どもが産まれた瞬間を大勢で共有する。

 

それもまた、人間らしいお産といえるのかもしれません。

 

つづく

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