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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。
(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)
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前回の記事はこちら 〜第42話〜
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腹部に局所麻酔を打つこともあって
不妊治療の無麻酔採卵手術に比べたら全く緊張しなかったのですが
大学病院だったので手術室には研修医の学生達が入って見学になり
断る理由もなく許可したので、パンツを半分ずり落とした状態をバッチリ見られる。。
私の強ばった顔を見て
「お腹に針を刺すので緊張しますね」
などと看護師が声をかけてくれます。
私は針を刺すことよりも、研修医の学生たちに囲まれていることが緊張してしまっていたのですが。。
で、お腹にべったり茶色の消毒液をぬられ、いざ針を刺す段階になって
太い針のついた注射器を握っているのが
研修医っぽい若い男性医師だということに気づきます。
もちろんベテランの女性主治医に指示を受けながら刺す場所を決めるんですけど
「経験の浅い若きドクター?だいじょうぶ?」
と思ってしまう。
そのひと針で
1/200の流産を引き起こすかもしれないんですよ
なにとぞ、なにとぞ〜〜
念を送る私。
私の様子に気づき
主治医が
「お母さんが緊張すると赤ちゃんも暴れ出しますので、緊張しないでくださいね。」
と言います。
心臓がバクバクいうのが、赤ちゃんにも伝わってしまうのでしょう
ふうう〜〜
平常心平常心。。。
針を刺すのは、赤ちゃんをよけた羊水の部分。
途中、何度かツンツンする痛みがあったけれど
うまく羊水がとれ、薄い透明な黄色い液体を試験官二本に採取したものを見せてくれました。
主治医
「血も混じっていないので成功ですね」
それから2時間は安静で寝かされます。
子宮に穴を開けているので、流産の危険性を避けるために動いたりはできません。
つづく
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