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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。

(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)

 

※初めてお越しいただいた方はこちらをご覧ください。

前回の記事はこちら 〜第28話〜 

〜第29話〜はこちらからどうぞ!

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初めての体外受精

妊娠判定

 

陰性

 

 

希望をお腹の中に抱えていた数日前とは、見える景色がこうも違うのかと思う。

 

ワクワクとした気持ちで、小さな命を預かる器を

できるだけ居心地よく、できるだけ温かく整えておこうと思っていた判定までの10日間。

 

キラキラキラキラのクロスフィルターがかかっていた私の視界キラキラ

 

ドクロ突然クッキリとした現実を見せつけるリアルレンズドクロに入れかわる〜

 

ドクロあっけなく夢から覚めたな。ドクロ

 

 

 

 

私はお酒は飲まないけれど、飲む人ならここで解禁したくなるんでしょう。

 

私はお酒で発散できなかったので、日記を書くことで気持ちを発散してました。

だからその頃の日記帳にはどんよりした内容の文章がびっちり

 

ドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロ

思い通りにならないことばかり

この先楽しいことなんてあるのか

私は何のために生きているのか

このままこの世からいなくなれれば

どんなに楽か

ドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロ

 

など。

 

 

「不妊治療にのめり込みすぎないほうがいいから、仕事はやめないほうがいい。」

 

と、ある婦人科の先生に言われたことがありました。

 

その通りかも。

 

とにかく時間があれば日中でも基礎体温計ばかりくわえていたし

時間があればあるほどネット検索で同じ症状の人のブログを読みあさっていましたから。

 

もやもや軽いノイローゼ状態。もやもや

 

 

そして妊娠不成立を告げる生理がきます。

 

リセット。

 

ダウンダウンダウンダウンあーあダウンダウンダウンダウン

という気持ちとともに

 

赤い血を実際に見ることで「妄想終了」のケジメがつくような気もしていました。

卵のために用意していたフカフカの子宮のベッドはこれで綺麗に剥がれ落ちていく

一旦始まった流血はどうあがいたって止められない。

 

あきらめよう。トイレ

 

一方、

 

生理は終わりでもあり、

次の周期の始まりでもあるわけで

 

現に生理が来ると、生理3日目に来院の指示があり、

内診(まだ月経の量の多い時なので抵抗あるんですが)。

そこから次の採卵周期のカウントが始まります。

 

その内診の超音波検査で新たな卵胞が育ち始めているのを知ると、ハッと目覚める感じがして

「よし、次に向けてこの卵胞を大きく育てようチューという気持ちになってくるから不思議!!

 

 

さあ、次に向かって体を整えなくちゃ。

 

生理がすっかり終わる頃には、気持ちもスッキリして

 

新たな採卵へのスタートだ!うーん​​​​​​​

 

と気合を入れる自分がいるのでした。

 

つづく

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