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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について書いています。

(27歳で結婚→長〜い不妊生活(原因不明の不妊)→38歳で体外受精を決意→40歳で出産)

 

※初めてお越しいただいた方はこちらをご覧ください。

前回の記事はこちら 〜第18話〜 

 

〜第19話〜はこちらからどうぞ!

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(初めての体外受精。採卵をするために手術室へ。)

 

手術室は広く、中は真っ暗。

 

真っ暗なのは、体外へ取り出した卵子にストレスを与えないためのようなのですが

手術を受ける側も、意識のあるまま下半身をおっぴろげるので、気分的にその方が落ち着きます。

(。•ө•。;)

 

きびきびとした看護師さんに誘導され椅子の上へ。

 

いつもの担当医が無言のまま黙々と消毒器具を動かしていきます。

 

「消毒が少し痛いかも。」

 

と言われていたけれど…

 

「いてて!(ёロё)」←心の中の声

まあ、我慢できる範囲かな(ёё;)。

 

膣内に器具が挿入され、下腹部がぐっと圧迫されます。

 

看護師

「モニターに卵巣が映し出されるのを見ていて下さい。」

 

足を上に投げ出しているので

下半身がキンキンに冷えていく。

 

そんな中、横にいる看護師さんが私の手を握ってくれていて

その体温がじんわり伝わってきます。

手術台の上では、こんなに人の温もりがありがたく感じるなんて。。(T T)

 

その間もグリグリと器具が腹部を圧迫し、

これからどれくらいの傷みが待っているのだろうと思っている矢先に

 

いきなり口を開く医師。

 

「針さします。少し痛みますよ。」

 

ズーン

 

というような痛みがお腹の下あたりに響いて

モニターに映し出された黒い球体(卵巣)がプッとひずんだかと思うと、そこへ針が入っていき

みるみる中の溶液が吸引され黒い球体が小さくなっていきます。

 

看護師さんが、「全て吸い終わりました」(専門用語なので何を言っているのかわからない)みたいな言葉をかけると

針が抜かれます。

 

「ガーゼを詰めて止血しますね」と看護師さん。

 

また医者は無言のまま、

膣内にぐいぐいガーゼが詰められます。

 

奥で顕微鏡をのぞく技術者が、

「卵子がとれた」とか、「とれなかった」とか

またまた専門用語が飛び交っていたみたいだけれど

それもよくわかりません。

 

はたして私の卵子はあったのだろうか?

 

うまく採卵できたのだろうか?

 

つづく

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