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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について記事にしています。
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27歳で結婚し、原因不明の不妊症で悩み抜き
38歳でやっと体外受精をする決心をした私。
クリニックは、インターネット検索で、できるだけ完全自然周期をベースにした
高度生殖医療の不妊治療専門を選びました。
排卵誘発剤でたくさんの卵子を採卵することを目指すのではなく
体が選んだ一つの卵子をいかによい状態で排卵させるかという方針のところ。
そこは採卵時の全身麻酔をしないし
入院も必要ありませんでした。
クリニックの初回のカウンセリングは夫との同席が条件でした。
「どうしたの、何を血迷ったの?」
子どものいない人生を決めたかに見えた私が
急にまた妊活に動き出したことに戸惑いを隠しきれない夫。
でも、医師とカウンセラーの前では、私の意志に合わせて「子どもがほしいので頑張りたい」という話をしてくれました。
その後、夫は精液検査があるので精液採取室に呼び出されます。
感想は。。。
「いや〜、人から堂々と「ここで精子を出してください」と言われることがなんか不思議!」
(他のクリニックで何度か精液検査はしたことがあるけれど、全て持ち込みだったので精液採取室は初めて)
「そうだよね。
セックスのタイミングとか、指示された場所で精液の採取とか…。
普通なら隠すものを、全部さらけ出して行かなきゃいけない。
不妊症ゆえの、やり切れなさがあるよね。」
ため息をつく私の横でまだ、
精液採取室の(エロ雑誌とかエロビデオの)充実ぶりにも興奮しちゃってる。w( ̄▽ ̄;)w
そんな夫に呆れつつも
まあ多少不謹慎でも、嫌がらずに治療に協力してくれる人だったので
私は救われた気分でした。
「以前相談された私の友人の夫は、不妊治療を断固拒否したって言ってたもんな。。」
その時彼女が漏らした「離婚」の言葉。
当時の私は、子作りに協力しないから離婚
という考え方を理解できなかったけれど
今の私なら、その気持ちがなんとなく、
わかる気がしました。
つづく
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小林裕美子の著書
自身の体験や取材を元にしたコミックが書籍化されました。
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