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私の経験した不妊治療〜出産〜育児について記事にしています。

 

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前回の記事はこちら 〜第10話〜

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27歳で結婚し、あっという間に10年。

 

ちまたでは「妊活中」ということをオープンにする人も増えてきていたけれど

私はうまく行かなかった場合、ダメだったことを報告する人が増えるなんて耐え難かったから

誰にも妊活のことを言いませんでした。

 

「私も早くこども欲しいんですよね〜」

 

と悩みを打ち明ける女性に

 

「大丈夫だよ!

まだ若いんだからすぐにできるよ!」

 

とあっけらかんと元気付ける先輩ママが

自然妊娠ですぐに子どもができたタイプの人だったりすると

 

すぐにできるが当たり前の世界とできない世界の溝の深さを感じ

 

「大丈夫」の声のトーン一つにも

しっくりこない自分がいる。

 

「頑張ってね」

「無理しないでね」

 

どんな優しい励ましの言葉も

こちらがザワザワとした気持ちで受け止めてしまうのであれば

もはや誰にも相談したくない。

 

 

なので、相談するのは夫だけ。

 

でも、夫は男性だし

私の心のひだまではなかなか察してもらえません。

 

「○○さん体外受精で子供できたんだって

私もいよいよ、したほうがいいのかな〜」

 

グズグズと悩む私に夫はさらりと

 

「治療するなら予算と期限は決めようね」

 

「高級車一台分つぎ込む夫婦もいるっていうけど

そんなにしてまでやるのはやめようね。」

 

(⁰▿⁰)。。。。

 

私の悩み事はさておき

 

夫は私が治療に大金を注ぎ込まないかが

 

心配になっていたようです。

 

つづく

小林裕美子の著書

自身の体験や取材を元にしたコミックが書籍化されました。

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