※本記事は完全に私個人の意見です。偏見が多々あることはお含み置きください
昨日の予告に対して想像以上に「いいね」をいただいてしまったので、
少し書くのが緊張します![]()
さて、算数の基礎力を上げる話は散々書きましたが、
今日は偏差値帯で言うと、日能研偏差で65以上の学校を想定して書きます。
(男子で海城、女子で洗足くらいです)
簡単に言うと、以下の問題集をやりきることで、基礎は仕上がると考えています。
【下克上算数 難関校受験編】
有名で定番な問題集で恐縮です。
この問題集(特に後半)が確実に「できる」ようになれば、
基礎はまずもって大丈夫です。
何が大丈夫か、具体的に言うとですね、
大抵の学校では算数の前半で小問集合が出ますが、
この小問集合を満点(or1問ミス)で乗り切ることができるようになります。
これ、大したことのないようで、威力は絶大です。
また、過去問については今後詳しく書きますが…
大体どの学校でも、合格最低点は60~65%程度です。
そして、問題構成で言うと、40%くらいが小問集合です。
小問集合が満点なら、後は60%中20~25%とれればいい。
で、残りの大問が4つとし、各大問に小問が2~3問。
大問1つが15%、その中の小問が各5~7%、
小問の一問目は基礎的なことが多いので、それが4つで20~28%…
いかがでしょうか?
下克上算数を「できる」ようになれば、超難関校でも60~68%は取れるようになります。
これでも十分ですが、さらに1つでも得意な分野の大問を解ければ、
算数で70%は安定して取れるようになります。
※この問題傾向は、エリコ・ヒロコの受験校がベースです
問題は、この【下克上算数】が決して易しくないことです。
ただ、特異な発想力が求められてるわけではなく、基礎ができてれば解けます。
"基礎問題の最高峰"というのが私の感覚です。
1日分で10問、これが100日分あります。段々難易度が上がっていきます。
基本的には毎日1日分を解き、かつ前日の復習をやることですね。
復習はいつもの通りです。
間違えた問題+不安な問題を解き直し、「できる」ようにすることです。
時間は、1日分で15分が目安です。
何度も言いますが、「速さこそ至高」なので、時間は必ず測ってください。
全部終わったら、間違えた問題だけもう一度やり直す。
時々できない日も考えると、これで150日くらいですかね。
算数の偏差値が65くらいあるなら、もうすぐに始めていいと思います。
