阿豆佐味天神社・立川水天宮と珈琲豆焙煎工房グルメ | 珠崎 櫻の神社と直会ブログ

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全国500ヶ所以上の神社を紹介してきた作家 珠崎 櫻が
知られざる神々の物語やグルメを紹介するブログです

昭和記念公園のほど近くに、2つの社を構える神社があります。

それが、阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)・立川水天宮(たちかわすいてんぐう)ですウインク

こちらの神社は、迷い猫が帰ってくる「猫返し神社」として有名です。
そんな一風変わったエピソードがある阿豆佐味天神社・立川水天宮をご紹介します(*'ω'*)

 

 

 

○神社の位置

立川駅と玉川上水駅と武蔵佐川駅の狭間に鎮座していますが、どちらの駅からも微妙に距離がありますゲッソリ

 

一応一番の最寄り駅はモノレール駅の砂川七番駅です。

でもなかなかモノレールって乗らないですよねあせる

 

 

○本殿

入口に鎮座する大きな鳥居。
正面に見えるのが、阿豆佐味天神社になります。

 

境内に入ると、とたんに聞こえてくるピアノ曲。
ジャズピアニストの山下洋輔さんから奉納された、越天楽になります。
 
本殿がこちら。
 
こちらの阿豆佐味天神社のすぐ隣にもうひとつ社があります。
それが、立川水天宮です。

 

立川水天宮の近くに、かなりリアルな猫の像が!

 

愛猫家で有名な、ジャズピアニストの山下洋輔さん。

その飼い猫がある日いなくなってしまい、毎日愛猫を探していましたえーん

それで、偶然通りかかったこちら神社で「帰ってきますように」と願掛けしたそうです真顔

するとなんと翌日に、17日ぶりに猫が戻ってきたのだそう爆  笑ドキドキ

 

しかもその後も3回も猫が逃げたそうですが、その度にお参りに訪れ、その度に帰ってきたそうです🐾🐾🐾

雑誌のエッセイにこちらのエピソードを語ったところ、その噂が広まり「猫返しの神社」と称されるようになりました。

何度も猫を帰してくれたお礼にピアノ曲を奉納した、ということなのですデレデレ

 

 

○御祭神

 

御祭神は、
少名毘古那神(すくなびこなのかみ)
天児屋命(あめのこやねのみこと)
ですデレデレ

 

○御祭神エピソード

少名毘古那神は、とてもとても小さい神様ですウインク

天乃羅摩船(あめのかがみのふね)と呼ばれるガガイモの実に乗って、海の彼方から現れます。

その身には鵝(ひむし)、いわゆる蛾の皮(羽?)をまとっていました。

ガガイモの実自体、だいたい大人の親指程度の大きさ。

しかも蛾の羽をまとっていた、と考えると、一寸法師みたいな小さな体をしていたことが伺えますデレデレ

 

しかし少名毘古那神は、小さいけれども、とっても有能な神様なのですニヒヒ

 
古事記には大国主命とともに国造りをした、と端的にかかれているだけです。
でも日本書紀には、もっと詳しく書かれています。
 
人々や家畜の病気を治す方法を定めたり。
鳥や獣や虫の害を防ぐまじないの方法をさだめたり。
人々の暮らしを支える根底を創った神様なのです爆  笑
 
これらのエピソードから、「医療の神」として崇敬されているのですウインク
 
 

○直会(なおらい)タイム

さて、そんな阿豆佐味天神社・立川水天宮のほど近くに、珈琲豆焙煎工房があります。

それが、珈琲豆焙煎工房 まめ吉さんです。

 

 

玉川上水緑道沿いにあり、小さな看板が目印です。

 

こじんまりとしたオープンテラスは、ただそこにいるだけで癒やされるような緑が満載。

 

小さなログハウスがかわいいです。

この店内で?と思うでしょうが、しっかり自家焙煎されている工房なのですデレデレ

 

珈琲豆も売っていますが、店内はカフェも兼ねているため、淹れたての珈琲がいただけます。

ということで、アイスコーヒー(ストロング)+スコーンブレンド+チーズケーキをいただきました。

豆の苦味が深く、酸味は少なめ。

でもとがったところがなく、何より雑味が圧倒的に少ない。

そのため、まろやかな口当たりで飲みやすいのです。

焙煎工房ですね。淹れ方が全然違いますデレデレ

 

もちろん、スイーツも珈琲に合うように作られています。

スコーンはカリカリとした食感で優しい甘み。

チーズケーキは酸味がそれほど強くなく、しっとりとしてなめらかな甘み。

珈琲のコクを邪魔せず、引き立たせるいい塩梅に仕上がっていますちゅードキドキ

 

とっても美味しかったです!

ごちそうさまでした☆

 

 

○最後に・・・

愛猫家に愛される神社っていうのも、珍しいですよね。
また、自分の愛猫が帰ってきたからということで、ピアノ曲を奉納される山下洋輔さんもまた粋で素敵です(*´ω`*)
 
祀られている神様もミニマムサイズで、全体的に「かわいい」という印象を受ける神社です。
 
猫好きな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうかウインク

 

 

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玉崎 櫻(たまさき さくら)

 連絡先:sakura.tamasaki@outlook.jp

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