高田馬場から徒歩15分くらいのところに、諏訪神社が鎮座しています。
かなり立派なお社です。
御祭神は、 建御名方神（たけみなかたのかみ）になります。
前回も紹介した神様ですね(´∀｀)
建御名方神は、前回も書きましたが、かなりヤンチャな神様になります
神々が住まう高天原（たかあまはら）の使者、建御雷之男神（たけみかづちのおのかみ）が出雲に訪れ。
大国主命（おおくにぬしのみこと）に、天照大御神（あまてらすおおみかみ）の御子が知らすべきとして話をしているとき。
突然オラオラな感じで、割り込んできます
ｵﾗｵﾗ
「力比べをしようぜ」
というなり、建御雷之男神の手首をむんずとつかみかかりるのです
建御雷之男神もびっくりしたことでしょう
でもそこは仕事熱心なご死者。
手を氷の柱にして、さらに剣にして返り討ちにしようとします
建御名方神はびっくりして後ろに退きます。
するとすかさず建御雷之男神は建御名方神の手をとり、ぽーーーーんと投げ飛ばします
アカン・・・勝てる相手やない・・・・
と、思った建御名方神、そっこう逃げ出します
建御雷之男神は追いかけ、諏訪湖あたりで追いつきます
殺されそうになったところ、
「この地から他に出ません！この地は天照大御神の御子に献上します！
」
と訴えます。
それで、殺されることなく、言葉の通り諏訪湖に鎮座することになったのです
そんな建御名方神を祀る東京新宿諏訪神社から歩いて30分くらいのところに、とんかつフルコースがいただけるお店があります。
それが、とんかつひなたさんです。
とんかつひなたさんは、なんと
とんかつのコースがいただけるお店なんです！(´∀｀)
今回、食べ比べコースをいただきました
まず最初に、今日いただく豚ちゃんを見せてくれます。
サシの具合といい、肉の色合いといい、とんでもないイケメンです
続いて、もりもりのキャベツが置かれます。
このキャベツにとんかつソースをかけていただくんですが。
たったそれだけなのに、めちゃくちゃうまいです！
それはお店オリジナルのソースが、とんでもなく美味だから。
いよいよお肉ちゃんが登場します。
一品目は、リブロース。
最初の一口はそのままいただき、次に卓上にある「あまみのお塩」をつけていただきます。
脂が甘く、赤身部分もうまみがタップリです
油分が多いのでいっぱい食べたら確実に胸焼けするでしょうが、2口サイズなのでジューシーさをしっかり味わうことができます。
二品目は、ロースです。
肉質がとにかくキメ細かいです。
舌の上でほどけるように溶けていきます
オリーブオイルをつけていただくことをオススメされましたが、やはり「あまみの塩」でいただきました。
脂もしっかりのっているので、塩でいただくほうがサッパリと楽しめます。
三品目は、ひれです。
一緒にでてきたトリュフ塩でいただきましたが、反則級の美味しさです
ロースより歯ごたえシッカリですが、肉質自体はとんでもなく柔らかい。
この甘い脂とトリュフ塩のマリアージュっぷりがやばいんです
塩味の強いインカ天日塩もすすめられましたが、圧倒的にトリュフ塩が合いました。
たった二口のお肉が、一気にフレンチのような気品を持ちます。
それは、トリュフに負けない旨味があるからなんですね。
四品目は、しきんぼです。
しきんぼとは、外ももと内ももに挟まれた、赤身肉です。
ヒレと見紛うとされるだけあって、赤身と脂の比率がヒレとほぼ変わりません。
違いがあるとすれば、しきんぼのほうがより肉肉しい歯ごたえが感じられるくらい。
これも大変美味しいです
もちろんトリュフ塩にばっちり合います☆
五品目は、らんぷです。
赤身といえばココ！
脂肪が少ない分、肉の味がシッカリと感じられます。
そして驚くのは、肉の柔らかさ。
スカスカではなく、キメ細かい肉なのに、歯がいらない柔らかさなんです。
それは叩いて柔らかくしたのではなく、肉質自体がとんでもなくいいからなんですね。
本当にここでしか味わえない、上質な赤身でした
六品目は、とんとろです。
一転、がっつり脂身です。
そろそろ脂が恋しくなってきたところに、この一品。
一切れ自体は小さいのに、口に入れた途端に溢れ出る脂にむせそうになりました
これはもうわさびが一番です。そこにちょっとだけあまみのお塩。
飲み込むのがもったいなくなる、極上の甘みを堪能しました。
最後はご飯セット。
ご飯の上にもとんかつが！
甘いソースととんかつとご飯。これ以上の幸せがあるでしょうか
ちなみにお汁はたしか、豚汁だったかと思います。
とにかく、いちいち全部がおいしい！
油断していたら、ごはんの中にとんかつが隠されていましたｗｗｗ
素敵なサプライズ！
こういう小粋な心遣いも含めて、ご馳走コースでした
とんかつは基本胸焼けしてしまうので、避けてしまうメニューでした。
でもこちらのとんかつソースは、まったく胸焼けしません。
最初から最後まで、余す所なく豚肉の濃厚な旨味を堪能できました。
とんかつの概念が変わる、ひとつのエンターテイメントといえる完成度でした。
大満足です！(´∀｀)人
ご馳走さまでした☆
猛々しい神様を参拝したあとは、肉肉しいコースを楽しんでみてはいかがでしょうか？（＞▽・）ｂ
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