千代田稲荷神社と東京で味わえる絶品滋賀グルメ | 珠崎 櫻の神社と直会ブログ

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全国500ヶ所以上の神社を紹介してきた作家 珠崎 櫻が
知られざる神々の物語やグルメを紹介するブログです

渋谷の道玄坂の途中、ディープな一角の再奥にその神社は鎮座しております。

千代田稲荷神社です。

戦災により一度は消失したものの、再建されたのがこちらの社になります。
御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
 
宇迦之御魂神は穀物を司る神で、古(いにしえ)の人々は田の豊作を願いました。
そのため、かつては「稲成(いな)り」や「稲生(いな)り」を意味して「いなり」と称されていたようですが、いつしか沢山の稲穂を担いで表れる神をイメージして現在の「稲荷(いなり)」の字があてがわれたといわれています。
 
 
さて、そんな稲荷神社からほど近くに、絶品の滋賀グルメが堪能できるお店があります。
それがTABLE O TROIS(ターブル オー トロワ)さんです。

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13203494/

 

滋賀グルメと言っておきながら、まず食べていただきたいのが千葉県産生マッシュルームのサラダです。

真っ白で大ぶりなマッシュルームをスライスし、これでもかとチーズをふりかけています。

おそらくかさが開いていない、大変鮮度のいいものを使用しているのでしょう。

ひらいたキノコ特有の黒さがなく、突き抜けるような香りがあります。

うまみもタップリで、チーズの塩気と相性抜群。言葉を失う美味しさですデレデレ

 

続いてオススメの温菜が、滋賀県産カダイフに包まれた鮎のコンフィです。

カダイフとは、トルコ語で「薄い」を意味する極細で短い麺のことです。

中東や地中海地域では、デザートに使用されます。

まあベビースターラーメンのめっちゃ細い版と思ってもらえればウインク

鮎の淡白な身と独特の苦味がある内蔵が、素晴らしく調和しています。

恐らく、相当食材がよいのでしょう。ソースとの絡みもあって、繊細な味わいが舌の上で際立ちますちゅー

 

そしてこちらの店でしか食べられないのが、バームクーヘン豚バラ肉のバームクーヘン仕立てです。

そう、バームクーヘンを食べて育った豚で作った肉料理なのです。

テーブルに届いた状態がこちら。

丁寧に裏ごししたマッシュポテトの堤防にソースを敷き詰め、バームクーヘンのような円形状に層を作るバラ肉が鎮座。バラ肉の上に、どーんとのっている黒いもの。

これ、煮こごり状になったソースです。

目の前でソースが、肉の温かさで溶けていくのです。

料理の最後に乗せて、速やかに運ぶ。

そうして味わいだけでなく、見た目も「アガる」ように演出する。

細かい気遣いが活きている料理なのです。

さらに滋賀は、滋賀県近江八幡市に有名老舗和菓子店たねやさんがあり、このたねやさんが全国NO1にも輝いたバームクーヘンの名店「クラブハリエ」を生み出しました。

さらにクラブハリエさんが、滋賀県近江八幡市に「ラ コーリナ」というバームサンドなどを販売する名店を生み出したのです。

 

ま、多分そんな名店のバームクーヘンを食べて育ったとは思えないのですが(´・ω・`)

とはいえ、バームクーヘンに対して意識の高い土地で育った豚。

脂の旨味が、一味も二味も違います!

じゅわ~~~っと広がるコクにかぶさるように、ソースの味わいが続いてきて一体化する。どちらも濃厚なんですが、反発せずにちゃんとまとまっています。存在感を残しつつ、合算された美味しさが味わえるんです。

とっっっても美味しいです!!!酔っ払い

もしくどさを感じるようなら、マッシュポテトがいい感じにリセットしてくれるので、エンドレスで味わいを楽しむことが出来ます。

 

〆は、信楽焼で炊き上げた吉田さん家のお米でトリュフTKGセットですね。

質の問題なのか信楽焼きがイイのか、米の甘みが段違いです。

一般の炊飯器では絶対出せないふっくらさ加減と、艶があります。
ここに香り高いトリュフと卵をIN。美味しいに決まってますよね酔っ払い酔っ払い酔っ払い
 
シェフがわざわざテーブルごとに挨拶にきてくださいます。
滋賀の食材にこだわり、十二分に美味しい料理を作っていこうとする心意気を感じました。
素晴らしいことだと思います。
 
 
ディープな場所に鎮座する稲荷神社を参拝したあとは、ディープに滋賀を堪能してみてはいかがでしょうか?(^ω^)音譜
 
 

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黒木 蜜(くろき みつ)HP:http://mitsu.work/

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