書き起こし | くろいぬケンネルぶろぐ
安保です、おはようございます。

「山田孝之の東京都北区赤羽」という番組の初回を見て、フェイクドキュメンタリー(で合ってる?)かどうか詳しい事は分からないけど、山下敦弘監督との「己斬り」という映画のラストシーンで山田孝之演じる慎之助が自害するシーンを山田孝之自身が演じきれずに、撮影が中断するくだりから、山田孝之が山下監督に、漫画「ウヒョ!東京都北区赤羽」の登場キャラみたいに軸がしっかりした人間になりたいから赤羽に住むので、それを記録して欲しいというこのドラマの導入部分が、めっちゃ面白かったから、ワークショップでやることにした。
で、今、何度も見返して、山田孝之さんと山下監督のやり取りを書き起こし中。
喋り言葉だから、演技も自ずと、ボソボソ声と明確に伝える話し方を意識して分けなきゃいけないから、そういう特訓にもなるし、実際のセリフとその裏の真意や行間が、作品に命をかけた俳優と監督のやり取りになってるから、ゾクゾクするし、そして滑稽で、面白いやりとりになってる。
男二人の短いやり取りになります。

で、ここで問題なのが、参加者がまだ男性が1人しかいません。これじゃあ、せっかく書き起こした台本も出来ない。これ読んだ俳優さん、少しでも興味ありましたら、ご連絡ください。別に出演希望とかなくていいので、ワークショップやりたいだけでも、参加おっけいです。僕はいま、監督と俳優の掛け合いがやりたくてやりたくてウズウズしてます。kuroinukennel@gmail.comまで、お待ちしてます。

あと、ワークショップでは女性だけの小作品を書いてます。田辺さんから聞いた話を元に、女優のプライドをかけた小さな戦いを描いています。こっちはこっちで書いてて面白いです。キャラクターの面白さと会話の面白さで見せたいと思ってます。先日図書館で立ち読みした井上ひさしのてんぷくトリオ時代のコント集に、「対立」が笑いを生むと書いてありました。(その一文だけ読んで、前後はほっとんど流し読み)だから対立を書きました。

というわけで、ただいまから作業開始です。