黒々メガネの小説読書日誌

黒々メガネの小説読書日誌

今まで読んだ本などをまとめてみようということで作ったブログです

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今回は池上永一の琉球王朝ロマン、テンペストです

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テンペスト 池上永一著

~あらすじ~
誰よりも聡明な少女・真鶴は、女であるというだけで学問を修められないことを不公平に思っていた。跡継ぎと目されていた兄の失踪を機に、宦官・孫寧温と名乗り、性を偽って生きていくことを誓う。

科試に合格した寧温は、王府の役人として、降りかかる難題を次々と解決し、最速の出世を遂げていく。

そんな寧温を阻む、数々の敵。遂に謀反人として八重山に流刑にされた寧温は真鶴に戻り、九死に一生を得る。その類稀なる美貌と才覚を見初められ、自分の意思とは裏腹に王の側室として王宮へ返り咲くこととなる。

琉球に生きる一人の女の一生を描いた長編


(wikipediaより一部改修)

まずですねこの作品はとっても

分厚い

個人差はあると思いますが、かなりの読み応えです

勿論、分厚いぶんストーリーも壮大で、おもしろいです。

もう一つのいいところは、この作品では一人一人の人間が、とても人間らしいところです。

たとえ味方や主人公であろうと一時の感情にまかせて間違えてしまったり、どんな悪役でも情に厚い一面みせたりします。

そういう人間の持つ儚さがとても強く表されています


ただこの作品は伏線の回収がいまいちだったり、全体の流れがバラバラだったりした気がします
えーとちょっと間が開きました


今回は浅田次郎の輪違屋糸里です
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これ調べて初めて知ったんですがドラマ化されてたんですねー

~あらすじ~

島原輪違屋の天神、糸里が姉と慕う、音羽太夫が新撰組筆頭局長芹沢鴨に無礼ちされた。
遺体が輪違屋に運び込まれ、壬生浪の非道に島原は騒然となり、新選組幹部の平間重助が土下座して謝る。
その場を収めたのは才覚のある土方歳三だった。
京都島原の天神糸里を主人公に、平山の恋人の吉栄、芹沢の愛人のお梅、郷士の女房おまさとお勝の五人の女たちの視点で、新選組初期に起こった芹沢鴨暗殺事件を描いた作品。

うん、ほぼwikipediaから引用です(一部改修)

この作品は島原の女達から見た新撰組を描いた作品ですね。

この作品は登場人物全員が細かく書かれていて、それぞれに人間性が感じられるところが魅力的です


誰もがそれぞれ心に理由を抱えていて誰も悪いわけではないのに結局悲しい結末になってしまう


そんな物語でしたー

今回はかの有名な「そして誰もいなくなった」ですw


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そして誰もいなくなった アガサ=クリスティ著

これは名作中の名作ですねw


最後までビックリしまくりでしたw

引き込まれる感が半端ないww