寒さ厳しい毎日が続きます。
私たちが幼いころ昭和の30年代はまだまだ道路は舗装が完全でありませんでしたので冬になると道端を歩くとザックザックと音が鳴りシモバシラを踏んで歩くのが楽しかったことを思い出します。
一昨日の日曜日、新型コロナの感染拡大を気にしながら、地下鉄で東西線と烏丸線を乗り継いで北山にある植物園に行きました。
冬枯れの植物園はほとんどお花は咲いていませんが、シモバシラはこの厳寒の時しか見れません。
10時開園を待って入り口で{シモバシラはどこにありますか?}と尋ねるとすぐに略図を見せてくれました。
地図を頼りに歩きました。30分ぐらい歩き回りましたが、なかなか見つからず探しあぐねていましたがやっと見つかりました。
このシモバシラは幼い時に踏みつけたものとは違います。
多分夜中に茎からピュッ・ピュッと水が噴き出して、根元の軸の周りに結晶するのです。
何層にも重なり合い美しいらせん状の塊が完成するのです。
空を見上げれば、青空に綿みたいな雲がぽっかりと浮かんでいてそれはそれは美しい光景でした。
新型コロナの感染ばかりの情報に飽き飽きしていましたが、とても気分の良い一日でした。
密にならないように気を付けながら玉の外出を楽しみました。
この日はおよそ9000歩、歩いて満足して帰りました。