昨年、夏の暑いさなかに、
藤が咲いていて、驚きました。
その藤棚、今年も、咲いてました。
昔は、こういうのを「狂い咲き」といったものです。
「狂い咲き」は、「放送禁止用語辞典」によれば「なるべ く使わない」の分類です。
私自身、わりと、そういうのが気になるほうです。
(出版社勤務で、差別語・不快語を、たたきこまれた影響が大)
なので、「私は狂いそう」のように、
人について「狂」をつかうのは、私的には✖です。
物についても、「時計が狂った」⇒「時計が故障した」でいいし、
あえて「狂」を使わなくてもいいと思います。
季節外れの藤の花を見て、
「狂い咲き」という言葉がチラと頭に浮かびますが、
消しゴムで消しているようなイメージ。
たぶん、つまらない「こだわり」だと思います。