介護関連で、悲惨な事件が起きると、
必ず、言われます。
「どうして、ひとりで抱えこんだのか!」
「どうして、援助を求めなかったのか!」
「どうして、介護保険を使わなかったのか!」
うちも、訪問介護を導入しました。
週3回、1回1時間です。
身のまわりの片づけを頼んだのですが、
介護のプロであるヘルパーさんたちは、
母の気難しさの前に、なすすべもなく
ほとんど何も、しませんでした。
母が、買い物を頼むと、1時間、帰ってこない。
(母も、帰ってきてほしくない)
そんなことが続いて、私が口をさしはさんだら、
「精神病の娘さんが怖い」ということで、
うちに来てくれるヘルパーは、いなくなったという次第。
「介護のプロに任せれば安心」なんて聞くけど
そう、やすやすと言ってほしくない。
今日、母の部屋を片づけていて、
当時の訪問記録をペラペラめくってみたのですが、
↓のような記述ばっか。
●かたづけ出来ず
●あちこち手をつけるので 片づけ出きません
●いっぱい 外も中も かたづけ出来ず
●中のかたづけ出来ませんでした
●買い物だけでした
●なかなか しゃべってばかりで はかどらず
母の担当は、3人でした。
最も信頼できると思った人は
リーダー的存在だったようで、
ほとんど来ることはありませんでした。
いちばん来た頻度の多い人は
ヘルパー歴10年のベテランさんで、
時給も、県の最低賃金の倍くらいでした。
(本人から聞いた)