毎月、最終金曜日の夜8時5分から放送される
「みんなでひきこもりラジオ」。
今月のテーマが、「ホメる!ホメたい!ホメられたい」でした。
先月、「私たちは、もっとほめられていいと思う」という投稿があり、
そこから、今月のテーマを決めたそうです。
「○○をほめられたい」という投稿も、たくさんありました。
一方、ほめることも、ほめられることも苦手、
という人も、少なからずいるようです。
子ども時代、親(養育者)から、ほめられたことがない、
という人は、けっこういて
もっと、ほめられたかった、と言う人もいるけれど
私もそうなのですが、
別に、ほめられたかったとも思わず、
そして、ほめることも、ほめられることも苦手になった、
というケースもあるようです。
私が大学時代、友人と一緒に子どもたちを遊ばせていた時
一緒にいた友人が、子どもがすることを
しきりにほめるのが、少なからず衝撃でした。
子どもが何かをするたびに、「わあ、すごーい、すごーい」と。
なんて大げさな、と、当時の私には思えたのです。
私の母も祖母も、
「出来て当たり前のことを、ほめるアホがおるか!」という人。
その流れで、私も「ほめられない人」になっていました。
そんな私も大人になり、今では、
幼児をほめることは、できるようになりました。
対大人でも、「ほめる」と意識してはいないけれど、
良いと思ったところを言葉にして伝えるようにしています。
しかし、今でも、ほめられたいとは思わないし
ほめられることは、やはり苦手です。
ほめられる→嬉しい→自己肯定感が高くなる
という回路は、たぶん、子どもの時に作られるもので、
長じてからは、作れないものなのだろうと思います。