通奏低音とは、辞書的には、
1 《(イタリア)basso continuo/(ドイツ)Generalbaß》バロック音楽の演奏で、チェンバロなどの奏者が低音旋律と和音を示す数字に基づいて即興的に和音を補いながら伴奏部を弾くこと。また、その低音部。数字付き低音。バッソコンティヌオ。ゲネラルバス。
2 常に底流としてある、考えや主張のたとえ。「平和への願いがこの本の—となっている」
私の場合は、死にたい気もちが、
常に、底流にあって、
普段は、いろいろなことでマスクしているけれど、
ときどき、前面にでてきます。
死にたい→死ななければならない→死ぬしかない
と、移行していくのですが
そういう時は、自覚的には、心穏やかです。
死にたい気もちになることは、
特別なことでも、忌まわしいことでもない。
人生に終わりがあることは
希望であると思います。
もし、死という終わりがなくて、
地上での生がずっと続くとしたら、
それこそ、恐ろしい。
通奏低音は、消えないので、
この通奏低音とともに生きるしかない。
ときどき、振りきれそうになりながら。