20日、東京地裁において、
老老介護の末、妻(当時85)を殺害した被告(80)に
懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡されました。
殺人で執行猶予がつくのは、情状酌量ということですが
「身勝手な行為に対する非難は免れない」
「結果は重いということは何回も強調したい」
という、おきまりの文言はつきます。
母の知り合いにも、複数います。
ふたりで車ごと海に飛び込んだとか。
スポーツ選手が、引退会見で、よく言います。
「やりきった。悔いはない。幸せな○○(たとえば野球)人生だった。」
「やりきった」「悔いはない」は同じ。
「幸せな介護人生」かどうかはわからないけれど、
「幸せな人生」であったことは、間違いない。
「最悪の結末」なんて言うけれど、
とてもそうは思えない。