数日前から、
小林製薬の紅麹による健康被害が
ニュースになっていましたが、
ついに死亡例が確認されました。
亡くなったかたは、
「紅麹コレステヘルプ」というサプリメントを
3年間継続して摂取していたそうです。
小林製薬の紅麹は、
国内外の52社に供給されていたとのことで、
たとえば 紀文の「いかの塩辛」にも使われているのだとか。
小林製薬の説明は、
「紅麹原料の中に“未知の成分”が入っていて、
これが腎疾患の原因となった可能性を否定できない」
というもの。
昨夕のラジオの解説者も、
「紅麹そのものに害はないので、過度に心配することはない」と。
「未知の成分」の究明が急がれます。
私は、健康食品を製造販売するメーカーに勤めていたことがあり、
サプリメントを含む健康食品には、否定的です。
ひとつの成分を、集中的・継続的に摂取するのは、
不自然だし、いかがなものかと。
昨今の、「トクホ」「機能性表示食品」の表示にも懐疑的です。
トクホ(特定保健用食品)のコーラは
アスパルテームなどの人工甘味料を使っています。
それを「健康のために」飲むのって
なんだかなあという思いです。
せめて、トクホ表示(健康に良いというアピール)は
やらないほうがよいと思っています。