19日の夜遅く、母から着信があって、

 

駆けつけた母の部屋で、たまたま

 

8年前に過労自殺した電通社員・高橋まつりさんの母親である

 

高橋幸美氏のドキュメンタリーを見ました。

 

「事件の涙 娘のいない世界を生きて ~電通社員・過労自殺から8年」

(NHKプラスで、3/26(火) 午後11:29 まで視聴できます。)

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024031934211?playlist_id=c62990e7-250f-4817-b8ed-8c3366df4c87
 

 

幸美氏は、娘の死後、「過労死撲滅」のため

 

全国を駆け回って講演会をしておられます。

 

まつりさんが、命を絶ったのは、もちろん「電通」のせい。

 

でも、私は、このドキュメンタリーを見て、

 

幸美氏の存在が、まつりさんには、重かったのでは?

 

と、胸が痛みました。

 

まつりさんが電通を選んだのは、

 

シングルマザーの幸美氏に、仕送りをして

 

よい暮らしをさせてあげたかったからだそうです。

 

こういう番組なので、そういう写真を選んだのでしょうが

 

旅行もふたり、登山もふたり、外食もふたり。

 

常に、傍らには母親がいるという印象。

 

母親から逃れられなくて、

 

苦しかったんじゃないかなと

 

勝手に思いました。

 

幸美氏は、子宮体癌の手術をしたあと

 

抗がん剤治療をするかどうかの選択を迫られます。

 

その時、彼女は、

 

「まつりが生きているかぎり、私はでるだけ長く生きなきゃ、

と確実に思っていた。。。」

 

と、語っています。

 

その言葉を聞いて、

 

やはり、母親から逃れられない娘を、痛々しく感じました。

 

私が、このドキュメンタリーを見て、

 

そのように感じたのは、

 

私自身が、自分の親を、よく思っていなかったからなのだとは思います。

 

でも、「娘のために生きる」、というのは、

 

娘が子どもの時でも、負担になることがあると思います。

 

成人しても、なお、そう言い続けられたら、

(実際に言葉にしなくても)

 

辛くなるんじゃないかな。。。

 

実は、私の老母、

 

「あんたのために、生きとるんや」

 

なんて、言うことがあります。

 

ふざけた話です。

 

 

 

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