英国のロックバンド、イエス(Yes)のライブ盤を聞いていると
ベースのクリス・スクワイアの
ボーカル(コーラス)に感嘆します。
彼あっての、イエスサウンドって思います。
彼は、キース・エマーソンから
ベース兼リード・ボーカルで誘われたけれど
ボーカルに自信がないので断ったという逸話があります。
結果、キースは、グレッグ・レイクと組むのだけれど、
グレッグもまた、ベース兼リード・ボーカル。
グレッグが抜けたキング・クリムゾンに、
後任として加入したのも、
ゴードン・ハスケル、ボズ・バレル、ジョン・ウエットンと
ベース兼リード・ボーカルが続きます。
名ベーシスト兼名ボーカリストといえば
ポール・マッカートニーもそうですが、
私の世代だと、やはりジャック・ブルース。
彼はボーカル志向ではなったけれど、
クリームに歌う人がいなかったので
やむなくリード・ボーカルになったとか。
※クリーム(Cream)とは、英国のロックバンド(1966-68)
メンバーは、ジャック・ブルース(b)、エリック・クラプトン(g)
ジンジャー・ベイカー(ds)
ジャック・ブルースの演奏スタイルは、
「リード・ベース」とも呼ばれているそうです。
ちなみに、ここに挙げたかたがたは、
ポール・マッカートニー以外は、すべて故人です
ジャック・ブルース(2014年71歳没)
クリス・スクワイア(2015年67歳没)
グレッグ・レイク(2016年69歳没)
ジョン・ウエットン(2017年67歳没)
さびしいですね。