私は、知りませんでした。
2月13日のNHKラジオ「Nらじ」で
はじめて聞きました。
2019年の「動物愛護管理法」の改正で、以下のように決めらたそうです。
●ブリーダーが飼育できる繁殖犬の数は、スタッフ1人に対して15頭まで。
●出産の回数は、生涯6回まで。
●交配時の年齢は、6歳以下。
あるブリーダーによると、
以前なら繁殖を続けていた犬を引退させねばならず、
繁殖引退犬が、どんどん増えていき、
最後まで面倒を見きれなくなって、
手放さざるを得なくなったそう。
繁殖引退犬をシェルターや新し飼い主に
譲渡すことは、認められいるそうですが、
人里離れた山奥で、
推定4歳~5歳、出産経験のある雌の柴犬17匹が
保護された事例もあるそうです。
私が、いちばんショックを受けたのは、
(帝京科学大学の佐伯潤氏によると)
繁殖犬の多くは、ケージの中で飼育されていて、
首輪をつけて散歩した経験もないということ。
「犬扱い」されてないじゃん!
「産む機械」ってことなんですね!
引退したあとのほうが長いんだよ!
ってことで、
すごく憤りを覚えます。
もちろん、子犬はかわいいですが、
その子を産んだお母さんがいるわけで。。。
行き場を失った動物の数は
10万頭とも試算されているそうです。