いつもどおり、予約時間の少し前に


精神科クリニックに着きました。


この時間は、いつも人の気配がなく


待ち時間もなく診察室に。


医師はいつもどおり、無愛想、無表情。


抑揚のない声で


「前回お会いしてから、いかがでしたか?」


2回、荒れたことと


リスペリドン液を多く飲んだことを


伝えました。


クロフネ:「自己判断で、すみません。」 


医師:「それは、いい判断でしたよ。」


クロフネ:「こういう時のために

 頓服出してもらえますか?」


医師:「えーと、頓服だと出しづらいので

 寝る前のを2mlにしますから

 注意して飲んでください。」

  

クロフネ:「わかりました。

 思い切り殴っても骨折しないのは

 腕が細いからだと思います。

 先生に腕立て伏せを勧められたけど

 1回もできなくて、

 プランクというのをやってます。

 プランク、知ってますか?」 


医師:「いえ、知らないです。」


クロフネ:「こんなのと、こんなのです。」

     (プランクの姿勢をつくる)


医師:「ああ、言葉は知りませんでしたが

 それならわかります。

 それ、かなりキツいでしょ。」


クロフネ:「全然できなかっけど

 だんだんできるようになって

 プランク・プッシュアップも

 できるようになりました。」 


医師:「それは、すごいですね。」


クロフネ:「腕立て伏せはまだ全然です。」


医師:「腕立て3回を目指してください。」


クロフネ:「はい、そうします。

 私って、本当に健気ですよね。」 


医師:「はい、お話をうかがって

 そう思いました。」  


クロフネ:「でも血糖値は改善しません。」


医師:「まだ始めて1か月ですから。

 続ければ良くなると思いますよ。」


クロフネ:「1か月でなく、4週間弱です。」


医師:「クロフネさんの1か月の頑張りは

 本当にすばらしいです。」  


クロフネ:「いえ、1か月でなく4週間です。」


医師:「そうでしたね。

 続けていけば、結果がついてきますよ。」



診察は、こんな感じでした。


医師は、終始、無表情ですが


これは個性ですからね。