2011Y XL1200X サンダーマックスでの復活 | ザビエルのブログ

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全国のシガーファンの皆様こんばんは音譜

黒船堂 葉巻宣教師ザビエルです。





少し前のブログで、6って純正ECMの故障により不調となったスポーツスターでしたが、中古の型落ちサンダーマックスを装着したところ、無事にエンジンが普通に動作する様になりましたアップアップアップ一時は手放すのかはてなマーク暫く塩漬けかはてなマークなんて話も出ていましたがびっくり動く様になったのならば、他にも色々と気になっていた所に手を掛けましょうと企画がスタートしましたグラサン



















ハンドルを8インチストレートライザーでライズアップする為に、メーターの配線も8インチ延長しました口笛一本づつ地道な作業



















このタイミングでバッテリーも純正バッテリーに交換ビックリマーク





















さすが純正AGMバッテリービックリマーク

内部抵抗も低く設定電流を大きく上回るパワーアップアップアップ重たいクランクをくるくる回すには大電流が必要ですビックリマーク




















インジェクションになってからのスポーツスターを何台も修理しましたが、ロッカーベースとシリンダーヘッドの間からオイル滲みやオイル漏れしてる車両を多く見受けますあせるあせるあせる



















ハーレーの純正部品の番号って、末尾にアルファベットが付くと改定されてる証拠ですが、このガスケットは84Bなので、84→84A→84Bと2回改定された様です。メタルガスケットの両面が赤いシールコーティングされてるのは漏れやすい様ですねあせるあせるあせる



















オイル漏れのガスケット交換に合わせて、購入当初からストレスだったそうですが、エンジン本体は黒いのにロッカーカバーだけはアルミポリッシュ仕上ビックリマークロッカーカバーは磨いても磨いてもクリアの下の腐食が綺麗にならず本当にストレスだったそうです口笛




















サンドブラストでクリアと腐食を落としましたビックリマーク


















テリっとグロスブラックにパウダーコート仕上げビックリマーク


アッパーとロワーが有りますが、マスキングしたり洗浄したり脱脂したりと結構大変ですあせるあせるあせる


















ベルトガードの後ろ側や























ベルトガードの側面は塗装の下に錆が進行していて見た目が悪く商品価値が下がってしまいますダウンダウンダウン


サンドブラストで簡単に落ちるかと挑戦しましたが、錆びてるところは綺麗になりましたが、ベルトガードを全部綺麗にするには48時間くらい掛かりそうに効率が悪く、途中で剥離剤を使ってみましたが、錆が進行してるところは塗装が浮きましたが、そうでは無いところは剥離しませんガーン


最終的にカップブラシを使って保護メガネと防塵マスク装着で下地を出しましたびっくりここまでやると、買った方が安かったんじゃ無いかとグラサン


















でも。苦労の甲斐もありまして艶っと仕上がりましたよビックリマーク




















側面も艶っと仕上がってますビックリマーク




















当然ロッカーカバーも艶艶ですビックリマーク























同時進行で進めたサンダーマックスを使ったインジェクションチューンですが、吊るしのデータというか、現車と同じ仕様のベースマップが有ったので、そこからスタートしましたが、普通に走る事に支障はないレベルでしたが、やっぱ仕上がりとしては荒いというか甘いグラサン

真ん中あたりにパーフェクトという欄が有りますが、最初の100km走った状態では54%しか有りません。このデータ採りを1回100km走行して補正をかけてを繰り返す事5回びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

500kmも走っちゃったよ爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑
補正をする度に体感的に良くなってきてるのが分かりましたが、5回目のデータ補正を書き換えた時に、野生の感というか、直感的に仕上がった感じがしましたグラサン






















パーフェクトの欄が80%まで上昇してエクセレントと合わせると96%になりますアップアップアップ

正直、過去の経験で変なマフラー付いてなければ爆笑1200のスポーツスターまでなら純正のナローバンドO2センサーを使ったチューニングでも誤魔化せると自負してましたが口笛中古の型番落ちのサンダーマックスはさすがフルコンの代名詞となったコンピューターだと思いましたビックリマーク全領域クローズドループのワイドバンドO2センサーは限りなく高性能キャブレターベストセッティングに匹敵するというか、色々な意味でキャブレターを上回ると思いましたアップアップアップ



















そして、本日結果を確認しにご近所のファクトリーマメシバさんにお忙しい業務の間に無理を言ってシャーシダイナモでの計測をお願いしましたアップアップアップ

普段は国産4気筒のチューニングエンジンにレース用キャブレターの取り付けやセッティングのスペシャリストなお店ですが、毎回ハーレーでお伺いしていて恐縮です爆笑

本日も計測の前後に色々と面白いお話を聞けて、私の小さな脳みそにうっすらとシワが入ったかもしれません爆笑



















実は、このスポーツスターは4年位前にノーマルのECMを使ってインジェクションチューンした車両だったのですが、今回フルコンのサンダーマックスに変更してデータに違いがあるかはてなマーク少し興味が有ったのですが、計測した季節や気温も違えば計測した場所も違うので一概にイコールコンディションとは言えませんが、数値に大きな差は有りませんでした口笛

しかし、相変わらずパワーカーブもトルクカーブも教科書の様な綺麗な線でしたアップアップアップ

結果
最大出力68.54馬力
最大トルク10.47kg

しかし、数値に大きな変化は有りませんでしたが、なんだかフルコンの方が速いグラサン多分以前の仕様のスポーツスターと競争したら、負ける気がしない爆笑エンジンノーマルでスリップオンマフラーだけ、エアクリーナーもノーマルで次の車検の時には交換したいくらい汚れた状態爆笑

















シャーシダイナモを終えてからのフロントシリンダーヘッド温度135.5度

















リヤシリンダーヘッド温度130.8度

















油温64.3度はてなマーク液晶壊れたはてなマーク

もうこの時期は完全にオーバークールですねあせるあせるあせる夏場の高温時もそうですが、実はこれからの時期のオーバークール対策としてエンジンオイルは安物の鉱物油や、まさかのシングルグレードオイルなどは使わずに100%化学合成油の流動性の良いオイルを使ってあげましょうビックリマーク人間だってサラサラ血液が良いのだから、バイクだってドロドロの無駄に硬いオイルよりもサラサラなマルチグレードの100%化学合成油一押しですビックリマーク