飯舘村 | 黒船(ロバート&インゴ)オフィシャルブログ「黒船航海日誌」Powered by Ameba

飯舘村

まずは、来週発売のT-シャツ ですが、多くの方に誉めて頂き、カナダ・アメリカからも問い合わせが幾つか・・・ありがとうございます。


サイズ・色を変えてくれ・増やしてくれと言う話もありますが、今回は発注をかける前に売れる自信が無く、ゴールデンウィーク間近で工場もあまり多くは作れなかった(本来、ここまでギリギリだと断られるらしい)ので限られた色とサイズの提供となります。


「M」サイズは日本の「L」や「フリーサイズ」に匹敵するので、小柄な人には少し大きいかもしれないが、着れないサイズではない。「XL」日本で言う「LLL」と同じようなサイズなので、ちょっと大きめの人でも着れる。今回の発注分が完売すれば、色やサイズを含め、幾つかバリエーションを増やしていくことも検討中です。また、今回は一回目と言うことでスーパーフェスティバルでの販売になりますが、次回からは何らかの形でのネット販売なども考えています。










さて、今日の本題の飯舘村。


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以前、原発からの距離だけでの区域分けを検討し直すべき だと言いました、先週の月曜日に距離だけではなく、放射性物質の汚染濃度に基づく新たな『計画避難』地域が定められた。


今回、影響を受けているのは五つの自治体。そのうち四つはすでに『屋内退避』区域に入っていた。飯舘村は最南部だけが『屋内退避』区域に入っていたので、比較的安全だと思われていた。しかし、調査の結果、空気・水は安全だと判明した反面、土壌から検出された放射性物質の量が正常時の数千倍と分かった。


なぜ、原発に近い双葉や浪江の街(浪江でも山へ行くと飯舘同様)より、殆ど屋内退避区域にすら入っていない飯舘村で多くの放射性物質が検出されたのか?現時点で最も有力とされている説では、原発での水素爆発が原因で放射能が空へ飛び散り、風の流れで北西へ運ばれた。それだけであれば、いずれは全ての方向へ散って・濃度が薄まって、人体に影響のない程度になるはずのところ・・・雨が降った。雨により、空気中の放射性物質は地面に落され、土に吸収されたと言われている。


原発事故直後、飯舘村人口6千人強の内半数程が自主的に避難した。しかし、政府や東京電力からは何の保証もなく、家畜や財産が気になる住民は徐々に帰って来た。先週の発表があるまでに人口は9割近くまで戻っていたと推定される。


『計画避難』の発表は月曜日に行なわれ、水曜日からは飯舘村役場と福島県の協力により、早速妊婦や3歳未満の子供がいる家庭の避難が始まった。避難対象者の枠はこれから少しずつ広げていく予定だが、住民も生活などのこれからの保障が無い状態では避難できないと話している。