
ちょっと話挟んで、僕の映画論というか、
人間も生物の一員であり、することの全部が本能、だと思ってるんですよ、そもそも
じゃあ、人間が本能的に求めた「映画を作ること、観ること」の生存戦略ってなんだろう?と
それは、「歩むはずのない人生を知ること」だと思うんですよね
人生哲学でも、国や時代、恋愛、仕事、いるはずのないモンスターとの戦いだって良い
自分ひとりでは体験できない様な様々な人生を体験することで、生命としての経験値を豊富にして
より、生き方の選択肢を増やしているというか
勿論、特に映画は、観るときはわざわざそんなこと考えなくてよくて観るだけでこの効果を得られるから存分に楽しんで頂ければよいのですが
娯楽を楽しんでいるだけで、人生の経験値が上がる
最高にエキサイティングで有意義な時間の過ごし方、だと思っているのです
で、僕は非常に芸能に近い家庭に生まれつき、人とは違う人生を歩きながら子役として演技、芸能、そして映画に魅せられ学びながら今日この日を迎えてしまった、と
映画、撮るっきゃないじゃないですか!!!
と、思い込んでしまっているわけです
単純ですけどね、好きなことを躊躇わずに実行するためにはこういう理由付けも必要だと思うの
じゃあ、人生の話に戻ります