大学の同期の引退コンサートに行ってきた。
音楽業界から引退するという。






現在はたくさんの後輩達が活躍しているけれども、私達の時代は業界で活躍している同大学出身者も少なかった。
藝大や桐朋出身のエリートプレイヤーに囲まれると「うちの大学のレベルなんて…」とバカにされているのではないかと疑心暗鬼になることもあったし。(唯の一度も面と向かってバカにされたことはありません。当時の自分のコンプレックスだっただけです。念の為)
そんななか、彼はかなりの成功者といえるし、お互いにもちつもたれつの仕事仲間で、本当にお世話になった場面が多い。☆のステマネもいつもやってくれてたし。





あすかも含めて。長い間(20年以上!)同じ業界で頑張ってきた同志の最後のコンサートは(きっとまたやるだろうけど)、感慨深く、自分の音楽をきちんと見つけて去る勇気に、色々と考えさせられることがあった。





そして、会場に来ていた面々は、彼からの縁で繋がった古くからの仕事仲間や、いつもお世話になっている方々で。
音楽の仕事に限りませんが、やはり人の縁で成り立っているものなのだと改めて思いました。






今までくっきりと纏まりきらずにいた次の企画の話が、終演後にあすかとスパッと進んだのはきっと今日のおかげ。
私達はいつまで吹いていけるかわからないけど、最後まで好きなことをやり通したいと。
それは大学を卒業して、☆を始めた頃に思い描いていた夢で、幸せなことにそれは道を間違えず今に至っている。





というような夜でした。
本当にお疲れ様。良い引退コンサートでした。



もう引退してるので顔は隠しておきます。
ルーテル市ヶ谷はやっぱり良いサイズ感ですね。