今日は十五夜。





今夜は仕事のあとにコンサートへ。




私の女神さま、波多野睦美さんのコンサート。
今回はギターの大萩さんとのデュオ。






いやー、なんというか凄いプログラムでしたよ。
後半のテデスコの「プラテーロと私」なんて、生で聴くことは今後ないかもしれない。
波多野さんが朗読しているという贅沢な時間。
朗読も歌も感じるものは同じでした。
情景の中で、自分が登場人物として傍観しているような錯覚。






前半は仕事が押して2曲しか聴けなかったのですが、ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ!大好きな曲。
pppなのに表現がfffっていう恐ろしいものを観て聴いた。凄いね、勝手に涙が落ちてくる。






この方の音楽に触れると。
なんか憑き物が落ちたかのように。
洗いたてのリネンのように。
月に照らされる凪いだ海のように。
そんな気持ちになる。





月に関することを考えていたこの数日。
今日は十五夜で。
今日のプログラムの歌詞には月というワードが何度か。
そして今月のコンサートで武満徹の翼を吹こうかなと今日思っていたら、アンコールで翼が!






なんというシンクロニシティ。







予定調整して、行くべくして行ったコンサートでした。
素晴らしい夜。






あでぃおす。