仕事の後に渋谷のイメージフォーラムへ。
映画のレイトショー行ってきた。







映画は好きですが、なかなか映画館に行く時間を作れないのが残念。
私の周りに映画好きの人が多くて。
お薦め映画を色々と教えてもらうことも多く。

予てからその方々の間で話題になっていた作品。










アクト・オブ・キリング






ドキュメンタリーなんですが、かなり衝撃的な内容で。
1960年代なかばにインドネシアで行われた大虐殺の実行者達に、過去の行為を再現して演じてもらうというもの。
その過程を録ったものなのですが、この殺人者達はインドネシアでは英雄のような扱いで暮らしているのです。





本当に人を殺した人々が(それも大量虐殺)、喜々として殺し方を再現して演じていく。
って…普通の日本人の感覚で素直に受け取れる内容のものではないよね。





賛否両論あるみたいだし、良い悪いっていう単純な話ではなく。
実際知らなかった事も多かったので、映画の帰り道、一緒に行ったお友達とインドネシアの歴史について調べながら帰りました。
デビ夫人のこととかも。
帰ってからもずーっと調べて。






ネタバレになるので詳しいことは控えますが。
こうやって観てから、事を知り、興味を持ち、調べて、また知る。
これこそがこの映画の意味なのではないかと思いました。






観たあとに、とにかく討論したくなるような。
そういう映画が最近は好きです。






もうちょっと納得いくまで調べてから、もう一度DVDで観てみたいな。






どえらい作品ですよ、ともかく。