暴風雨の夜を越し。
暴風のみの朝。




反対を押し切り頂上アタックに行った人は、途中立ち往生してしまったらしい。
怖いですね、山は。





だってトイレ(山小屋を外に出なければならない)に行くのすら物凄い勇気がいる状況。
風に飛ばされて下に落ちそうなんだもん。





朝はこんなでした。





あたり真っ白。





まだフラフラしていたが、昨日よりは随分まし。
下山すればこの気持ち悪さも治るとわかっているから、更に元気。
体調はグロッキーでも体力的には意外と元気。





そんな訳で6時半には下山開始。




ツアー客の中には行程を離脱して頂上アタックする方もいた模様。
どうしても頂上に行きたい気持ちはわかる。なにか理由もあるんだろう。
でもガイドさんはプロ中のプロだ。
素人の私は当然ガイドさんの判断に従う。
ここまで登れただけでも充分です。





少し下山すると、感嘆の声を上げるほどの素晴らしい絶景が待っていた。






ガスがなくなってきて。











夢みたいだ。




飛行機からもこういう景色は見えるけど。
目の前に広がる現実が現実じゃないみたいな、不思議な感覚。
単独峰だからなんでしょうね、こういう感じ。





このころにはすっかり元気になり。






めっちゃ回復。





でも、下りは大変だ。
足がとても疲れる。







こんな砂地の急勾配をザクザク降りてきました。





今回レンタルでストックを借りたのですが、本当に助かりました。





無事に下山し、帰り道に河口湖ほとりの温泉へ。







やっと富士山の全景が観れました。





何も食べれないまま山で過ごしたので、降りてきて食べまくりました。
人間の身体はわかりやすいですな。





結局一番の問題は高山病でした。
高山病がなければもうちょいイケたような気もしますが、それも含めの体力ですから。
しょうがないですかね。
貧血持ちなのが原因だったのかもしれません。





またいつの日か行くことがあるかはわかりませんが。
やはり、いつか頂上からの風景を観てみたいとも思います。





とりあえず一人で行かなくて正解だった(笑)
一緒に行ってくれた二人。
山小屋の方々。
フラフラの時にブドウ糖くれた方、よく声をかけてくれたオジサン、夜を一緒にすごした名前もしらない女の子、一緒のツアーの方々も良い方ばかりでした。
そしてガイドの方々には本当にお世話になりました。





さー、これからの暑い夏を頑張るぞ!







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