クロダとメガネ -3ページ目

クロダとメガネ

脱力



荻上かわいいよ荻上

木尾 士目
げんしけん 7 (7)

アフタヌーン本誌ではまだまだ合宿が続いておりどうやら来月号が合宿編のクライマックであり、笹荻成就の天王山といった感じであります。一体どんな結末が待っているのか!?

この歳で漫画、しかもラブコメ(?)でこんなにワクワクドキドキテカテカするのですから人生ワカランものですね。まぁキモイと言われりゃそれまでですが・・・。


しかし作者は予想以上に笹荻の話を引っ張りましたね。まさかココまで笹荻について丁寧に、いままで続けていたリアルタイム制を崩してまでも、描いてくるとは思いませんでした。そういった意味ではこの笹荻成立が「げんしけん」の中でのクライマックスエピソードなのでしょう。それはオタク笹原の成長を描くという本作のテーマに沿えば、童貞オタクの主人公・笹原が彼女を作れるかどうかとういう問題は最大の見せ場となるのも頷けます。


こうなってくるとやはりげんしけんは八巻で笹原卒業をもって終了でしょうか。まさかの笹原留年で「五年生」化とか考えただけで恐ろしいですよw


七巻雑感

笹荻の七巻ということですが、通して読んでみると意外と大野さんが大活躍(表紙にも登場)されていることに気が付きます。大野さんも初めはハゲオヤジ趣味を隠していたのですが咲やげんしけんの中で自分を隠さず前向きに楽しむように変化してきた。彼氏も出来た。好きなことをやるって事はこんなに楽しくて気持ちいい。「だから荻上さんもほらっ!!」ってことなんでしょうか。

自身のオタク性の捉え方という意味では大野と荻上のキャラは対になっていて、七巻は変革を求める大野と変革或いは成長する荻上の話とも読むことができます。まぁ最後は笹荻いかんなのですが、この大野と荻上の関係も見ていて面白いですなぁ。母性溢れる大野さんは下手すると世話焼きな鼻につくキャラになりかねないのですが、これも荻上の過去の中島との関係で俯瞰してみればなかなか上手い作りになっています。

こんな良い先輩を持って荻上にはますます幸せになってほしいものです。


あとおまけ漫画はサービス満点で自覚的なお約束というかあざとさが面白かったですよ。「温泉でお約束と言えば!?」という作者の意識的なカットが素晴らしい。大半の読者は「あぁそうだよ!俺等はこんなのが見たかったんだよっ!!」と作者の手のひらの上で踊りまくるしかありません。

また大野さんも漫画的お約束を咲や荻上に振って、結局は一般人の笹原妹に同じ事やられて困惑するあたりがオタクっぽくてよかったです。オタクの意識的行動(=オタクの自己言及性の高さ)をうまく表現していると思いました。



bokurano-01
鬼頭 莫宏
ぼくらの 1 (1)

06年の初夢はこの漫画を3巻まで読んで寝たおかげで、それはもう他言出来ない程素晴らしく後味の悪い内容の、トップギアでアクセル全開な激鬱初夢を見ることができました。どうみても悪夢です。本当にありがとうございました。


まぁ作者が鬼頭莫宏(きとうもひろ)氏という時点でハッピーエンドは想定外なのですが、それにしても3巻は特にヒドイ。女生徒とイケメン先生が登場した辺りで「あ~コレは・・・」ってことで自分なりに最悪のケースを想定して読んでみたんですが、予想以上に酷かった。正月にBSで延々と放送していた寅さんじゃありませんが「それを言っちゃーおしめぇーよ」って内容で、読後は切ないとかやるせないを通り越して絶望感と虚無感で心が一杯になります。


日頃は「さよなら絶望先生」なんて漫画を笑って読んでますが、3巻に登場するイケメン先生は本当に「絶望先生」なので困ります。しかも最新刊の4巻を読んでみたところ彼は「さよなら」していない様で更にタチが悪いのです。


お金払ってでもこの陰鬱とした読後感を是非味わってみて♪もぉ凄いからヽ( ・∀・)ノ


とはなかなか人には勧められませんが、緻密で繊細な描写や独特でリアルな世界観、手に汗握るストーリーと充分に読み応えのある内容の漫画でもあると思います。但し大量の毒が含まれているという点を踏まえ、用量・用法を正しく守り精神状態が整った状況下で自己責任の上で読まれることをお薦めします。


福島 聡
機動旅団八福神 3巻

その他雑感

舞台となる世界は近未来の日本という設定なのだが、周辺国との関係が何らかの大きな戦争を通して中国対米国という対立軸の中で日米安保が破棄され日本が中国側についているといった感じになっている。

この辺りの状況設定は機動旅団八福神と非常に似ている。未読だが「太陽の黙示録」も中国と米国の覇権争いを描いていたかと思う。


中国と米国の覇権争いとその中での日本の在り方というのは今まさに現在進行形の問題であり、それは今後ますます大きな問題となっていくことは確実で、小生等の人生を大きく影響する可能性も大きく含んでいる。

そうした現実が、遠くない未来の一つの形としてのたかが漫画の滑稽な設定として笑えない奇妙なリアリティーを作品に与えているように思う。


しかし、個人的に中国側はもの凄く貧乏臭そうなので勘弁して欲しい未来である。




おめでたくなるかどうかは本人次第。


昨年は色々と漫画を読むことができて楽しい一年でしたが、本年も面白い漫画と出会える一年であると良いですなぁー。


また昨年は面白かった漫画もなかなかレビューすることが出来なく本年に持ち越した作品も多いので、面白かった漫画は頑張って感想をこの辺りに綴っていきたいものです。

今月号で木尾センセイの凄さというか唸ってしまった所。


ogi-eye01

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まぁ、これがどういう状況であるかは、たぶんおまけ付きなんで立ち読みできないであろう今月号のアフタヌーンを購入するか漫喫で確認していただくとして、この変化する荻上の心理描写は素晴らしすぎです。

簡単に言うと


①驚き

②喜び

③フラッシュバック(トラウマ)

④絶望


って感じを表しているんでしょうけど特に②と④の表現が素晴らしく鳥肌モノであります。構図はほぼ同じで目にハイライト二点を入れるだけで異なる内心表現を実現している。ただ白い点が二つあるだけでこれだ意味が違ってくるのも凄いですが、ソレを分かって無駄なく使う、まさに最小の手間で最大の効果というものを見事に体現しています。


木尾センセイの才能に激しく嫉妬したくなるシーンでありました。


追記:

同ページにある笹原の台詞とも絵が対応しているのですよ。今、気が付いたですよ。というか今月号はもう何十回と読んでいるのですよ。早く来月末になれ。

薄暗い早朝の雪降る中、新雪を踏みしめながらコンビニまで歩いて行って早売りをゲットしてきたデスヨ。


あー寒い。凍死しそうだ。


ネタバレになるので公式発売日の24日まではげんしけんの雑感は控えるとして、ネチネチと不満を述べます。


あくまでアフタの看板作品である「女神様」「蟲師」「おお振り」を読み飛ばしている偏ったアフタ読者としての意見です。


もうね、「おお振り」のマスコット付録が本気で必要ないというか無駄というか邪魔なんですよ。コレ。全然欲しくない。連続付録なのでかれこれ今月号で三体目なんですが箱から出すこともなく部屋の隅に放置されて積み重なってますよ。


「おお振り」と言えば一部に熱狂的大きなおねーさん読者を擁する大人気の熱血野球漫画で、「女神様」と読者層が対を成すアフタ無敵のツートップを形成している作品。近頃では編集部が露骨に押しに押してるプッシュしまくり漫画です。


そういった訳でアフタの付属おまけといえば必ず「女神様」「おお振り」のどちらかになってしまいがちなのです。でも何度も言うように、


どっちもいらねーんじゃよ!!!ボケぇぇぇえぇ!!!!!


と、看板作品飛ばし読み読者としては常々不満に思っていた訳なのであります。


むしろ「げんしけん」目的でアフタを購入している身としては「げんしけん」の付録を付けて頂きたいというか、荻上のフィギアが欲しいと思うぐらいなのですよ。

まぁ以前付録であった「女神様」フィギアのアレな出来具合を見せられると、そんな期待も失せてしましがちですけれども・・・


しかし本当に残念なのは、荻上のおまけが欲しいとかそんなそことではなく、むしろおまけを付けることでアフタヌーンが書店に並ぶ際に紐や袋で閉じられてしまい立ち読みができないということが不満なのですよ。


おまけ目当ての目先の読者を囲い込んだ販売数に頼るな。人気作品のおまけ付ければそれで信者数から一定の売り上げは確定ですか?ふざけるな。中身の漫画で勝負しろと言いたいですよ。立ち読みで読めるのにそれでも買ってしまうような漫画を載せろって話ですよ。


どうもおまけ付き雑誌は新規読者開拓を放棄した守りの、後ろ向きな姿勢に見えて嫌なのですよ。


確かに商売なんだから売れなきゃいけないという大前提があり、人気作品のファンも大切でしょう。おまけをつけたらそりゃそのファンには喜ばれますよ。出来さえしっかりとしていれば。


でも別に本誌が読めなくなってまでしてソレを付ける必要があるのかと思うのですよ。読者プレゼントで欲しい奴だけ申込み形式で、それこそいくらかお金取ってクオリティの高いモノをしっかり作りさえすれば、ファンはソレで充分納得すると思うのですよ。


おまけを付けることで店頭でアフタが自由に読めなくなるという機会損失の方が、一部の作品の人気に乗った目先の利益よりも大きいと思うのですよ。


おまけで立ち読み出来なくするな


小生の大好きな宇宙一の漫画誌(自称)アフタヌーンには是非中身の漫画で勝負して頂きたいです。






久米田 康治
さよなら絶望先生 2 (2)

第二集も無事に発売され、これで今年の心残りが一つ解消され新年を清々しく迎えることが出来そうであります。


今回もカバー表紙には和紙を使用したような独特の装丁がなかなか凝っていて、触った時の感触で他のコミックスにはない高級感を感じることの出来る素敵な仕上がりになっています。これだけで久米田センセイは講談社からそれなりに期待されているのではないのかと思ったりもします。また、

本編とは全く関係ない話が延々と書かれている「全巻までのあらすじ」と「絶望文学集」

カバーをめくった裏にあるおまけ不条理4コマとお色気イラスト

各話の最初にある切り絵風挿し絵と最後の1Pイラスト

勝手に改蔵でお馴染みだった読者からの投稿コーナーの絶望先生版「絶望学級通信」

作者の各話に関する絶望状況を語った、コレだけ読めるだけでもイインじゃない?と個人的には思う秀逸さの「紙ブログ」

そして最後の絶望的に笑ってしまう絶望的選択肢内容の「今集のアンケート」

とこれだけのおまけが大充実のコミックスであり、「感染るんです」以来の感動を受けた。


しかし、少年週刊誌に連載の作品で描き下ろしも含めてココまでコミックス用にネタを仕込んで作り込んでくる漫画となるともう久米田先生以外誰も居ないだろうと思えるほどの唯一無二のクオリティーである。

同じ390円払ってマガジンコミックスを購入するなら、この「さよなら絶望先生」は完全にコストパフォーマンス面においては他のコミックスに対して絶対的優位性を持つと断言できる充実ぶり。


だいたいコミックスを買う人なんておまけの有り無しに関係なく興味のある漫画の単行本は無条件に買うでしょうし、特装版や限定版として別で発売するわけでもなく、こんなにコミックスにおまけを付けたからといって販売数が伸びるといった効果が期待できるとは思えません。時間と労力を使い(販売側からすれば)無駄ともいえる質の高さでコミックスを出してくれる。


いやーホント久米田センセイには毎回大満足であります。素晴らしいの一言であります。


これで単行本もバンバン売れてアニメ化だー!ゲーム化だー!映画化だー!果てはカードにドラマに海外進出となれば夢広しなんですが・・・まぁ・・・なんというか、センセイには現実に挫けず、程々に絶望して今後も頑張っていただきたいです。


そして他の漫画家の先生方もこの久米田クオリティーを是非とも見習ってほしいものです。かなり難しいとは思いますが・・・



その他雑感:

○「げんしけん」6巻特装版のおまけ同人誌に寄稿されていたという経緯もあってか、何カ所でげんしけんネタが見られたのが嬉しかった。

また、これはもう「宇宙の真理」の図を見ればそうなのだが、他にもコミケ会場での昨今御結婚されたやんごとなき風味の方もお見受けしたり、臨界学校で爆弾作ってやるとか言ってた学生さんなんかを見ると「あ~そういや今年はそんな事(事件)もあったなー」としみじみと一年を思い返してました。


時事ネタの多い漫画だけに一年の終わりに読み返してみると年越しの紅白みたいに一年を振り返ることができるもので便利ですね。


○ペリーさんの回に出てきた図書館の男の子はこの回が初出だったのですね。絶命先生もそうですが最近は少年誌とはいへ腐女子さん方への配慮を怠っては作品の高い人気は望めません。王道の学園モノ萌え路線で行きつつもその辺りへの配慮というかポイントをしっかりと押さえているのは流石久米田センセイです。


○臨界学校でのラストのイラストで原発が「ボン!!」と事故を起こしていますが、この単行本の発売日に丁度ロシアの原発施設で本当に事故が起きました。このシンクロニシティーぶり、さすがは久米田センセイです。そういや第一集の時もどっかの先生がタイミング良く首吊ってましたしね。ミラクルです。


ロシア、原発付近の溶解炉で爆発・放射能値は正常

 【モスクワ16日共同】16日のロシア通信などによると、ロシアのサンクトペテルブルク郊外にあるレニングラード原子力発電所付近の溶解炉で15日未明に爆発があった。非常事態省は爆発が起きたのは、原発の敷地外と言明、原発周辺の放射能値は正常という。

【日経新聞-2005年12月16日】


最近エントリーした記事で何故かげんしけんの感想にだけ二件エロ広告のトラックバックがついていた。


不思議だなぁー。そもそもこういったエロトラバってどうやって打ってるのだろう。


PCでプログラム組んで無差別に自動的に打ち込んでいるのかと思っていたのだが、それならもっと他のエントリー記事でもエロトラバが来ても良さそうなものである。


まさかいちいち記事を読んで、こんな記事を書くエロイ人にはこのエロトラバ!!とかチマチマやってるとも思えない。


ココは特にランキングに載ることもないような一日の訪問者が10人以下の超地味なブログであるから余計に謎である。


例えば記事中にある指定の単語に反応してトラバ打つのかなぁーと思ったりしたので実験してみる。


あと、エロトラバの発信元が全てライブドアブログだった事も追記しておく。氏ねホリエモン!!!!



  • ブログタイトル:週刊芸能猥怒○有名女優W・Iのパイズリ動画!
  • 記事タイトル:週刊芸能猥怒○有名女優W・Iのパイズリ動画!
  • 記事概要:あの有名女優W・Iのパイズリ動画が流出!!見事な爆乳を上下左右に揺らしてパイズリたまりません!清純そうなイメージを前面に押し出しているみたいではあるが、この動画があるだけでただの淫乱巨乳に成り下がり。口内射精までさせちゃって!!ご利用は計画的なんですかねぇ
  • ブログタイトル:幼女奴隷中出しアナル崩壊!!
  • 記事タイトル:幼女奴隷中出しアナル崩壊!!
  • 記事概要:己の体を犠牲にしてまで性欲を求め彷徨う少女達をトラックに乗せ、とある一軒屋地下室へ。その中では少女達にはあまりにも過酷で悲惨な陵辱が始まるのであった…。
花くま ゆうさく
東京ゾンビ

知人のM氏からお借りして読む。

M氏とは以前からクダラナイお馬鹿映画好きという共通の話題でよく盛り上がっていたのだが、今回「東京ゾンビ」という映画が公開され、これが結構アレでナニな内容であるとの事でまずは原作の方の漫画を貸していただいたという次第である。


漫画を描いているのは「花くまゆうさく」という方でぶっちゃけマイナーな漫画家である。マイナーといっても知ってる人は知ってるというメジャーなマイナー漫画家。有名サブカル漫画家。例えて言うなら蛭子さん。

絵柄も蛭子さんやしりあがり寿、吉田戦車といったいわゆる「へたうま絵」。

ストーリーもシュールかつグロかつナンセンス。


どうみてもサブカルです。

本当にありがとうございました。


と言いたくなるような漫画。万人にはお勧め出来ないが、内容的に割とライトでテンポ良く読めるので、ピューと吹く!ジャガーのうすた京介がいける人なら一読をお薦めしたい。

うすた 京介
ピューと吹く!ジャガー (1)

で、コレが原作の映画の方だが

http://www.tokyo-zombie.com/


↑を見て貰えればわかるようにM氏共々大変期待出来る作品に仕上がっているようである。

ヤバイ、マジで観たい。


空知 英秋
銀魂 10 (10)
表紙はマダオ。

このままいくと次巻表紙は馬鹿皇子と執事のジジイでしょうか。

順当にいけばサッちゃんなんですが、あえて馬鹿皇子。そんな感じがします。

Mのサッちゃんもしくは馬鹿皇子。

どっちにしてもなんだか嫌な表紙です。

まぁマダオも大概駄目っぽいですが。


そんな表紙のマダオはおいといて、銀魂もあれやこれやでもう10巻です。

アンケート至上主義の週刊ジャンプに連載され、ジャンルもギャグ漫画という漫画の中でも最も作者の才能を枯渇させるスピードが速いとされる分野、しかもジャンプの中には同じギャグ漫画カテゴリーとしてテニプリやテニプリ、あるいはテニプリといった強敵ギャグ漫画がひしめきあっています。この中でここまで頑張ってきた作者は素直に賞賛に値するかと思います。


10巻では収録話の半分が赤ちゃんの話になっていて、銀魂のエピソードとしては結構長い部類に入ると思われます。ギャグ漫画がいつの間にか格闘漫画になってしまったなんてことは枚挙に遑がなく、銀魂もいつかそういった方向に流れてしまうのかと心配していましたが、別段そんなこともなくお馬鹿な話をゆる~く描き時々人情話を挟んでマイペースに進行しています。こういった癒し系とは別の緩さ、脱力感も本作の魅力の一つではないかと思ったりします。


まぁ銀魂で一番のマイフェーバリットは相変わらずヒロイン(神楽)がゲロを吐く事なんですけどね。

10巻でも嫌がらせで吐いてますからね。自ら指を口に突っ込んで。あり得ないだろ普通。

そんな銀魂が大好きです。





はじめに


某匿名巨大掲示板の呼び名でお馴染みの2ちゃんねるですが、そこの雑談掲示板の一つにVIP板てのがありまして、それはそれはもう大変に頭の悪い、やたら語尾に「wwwwwww」を付けたり「オッパイ!おっぱい!!」と叫び続けるなどカオスに満ちみちた書き込みだらけの所であります。


で、そんなどうでもいい話題ばかりしているどうしようもない駄目人間の掃き溜めみたいなVIPなのですが、お馬鹿さん同士が大量に集まってお馬鹿なことばっかりしていたら逆にソレが新鮮で面白しろい事になるという奇跡の化学反応みたいなことが極稀にですが起きまして、その愉快な話題だけを抽出し手短に編集してブログで紹介するといったサイトがココ一年間で急速にいくつか立ち上がってきました。


特にライブドアブログのアクセス数上位サイトはほぼこのVIP系ブログが占めています。

で、先のげんしけんの2chからのコメント抜粋によるエントリーはそのVIP系ブログを真似してみたら面白いのではないか、資料としても役立つのではないかと思い編集・エントリーしてみたのですが


思いっきり失敗しました。というかココまで書いていることは全てこの一言への前振りです。

この失敗したエントリーの残骸はそのうちなんとか片付けねばならないと思っているでそっとしておいて下さい。



ここから今月のげんしけん感想


ようやく明らかにされた荻上のトラウマ「中学ん時のアレ」


荻上は腐女子のくせにオタク嫌いを公言してはばからないというチョット歪んだ性格の持ち主として登場し、その原因はどうやら過去に何かあったらしい、とコレはかなり以前から張られていた伏線でした。

この伏線が笹荻の進展に合わせて、笹荻成就への最後の超えるべき関門といった形で遂に今回出てきた訳です。

結局、荻上のトラウマというのが


中学3年の時、付き合い始めたばかりの頃に彼氏をネタにして

勢いで描いたハードホモ同人誌が、本人及び周囲にバレて

彼氏が引き籠もった挙げ句に即転校した。


といった大変ドン引きエピソードで、単に荻上が被害者で「あー可哀相なオギー、よしよし」といった単純明快な話ではなく、友達に嵌められたという意味では被害者ではあるのだけれども、荻上自身も加害者であり、罪を背負っているというのが実に救われなくて重いです。その後付いたあだ名もホモ上とシンプルな少年誌的勧善懲悪の形になっていないから読後感も全くスッキリしない。

 この作者木尾センセイの前作「五年生」を彷彿とさせる鬱展開。前々から木尾センセイならどんな激鬱展開でもあり得ると予防線は張ってきたつもりなのですが、こうして実際に初々しい中学生恋愛描写と対比してこういったトラウマ話を描かれるともう余計に痛々しくて、改めて読み直すのも億劫になるほど後味の悪い展開であります。



リアルタイム制の崩壊


しかしこれで何故荻上がココまでオタクが嫌いであるかという理由は明確に示されたで訳で、最後の大野の余計なお節介ともいえるセリフと笹原アップによるコマでの終わり方を見るに、やはり笹荻成就でエンドというのは既定路線であることを示していると思われます。

 

ただ今回、荻上の回想に一話丸々使った事でげんしけん世界を大きく枠づけしていたリアルタイム制に無理が生じてきており、笹原の卒業をもって終了とした場合物語を語る尺としてはかなりギリギリのぎちぎちで話を展開させなくては収まりがつかなくなってきています。そもそもこの二ヶ月で二泊三日の合宿の初日しか描いていない。田中と久我山をおまけ四コマだけで収めるにはカワイソすぎで、二泊三日ということからもまだ合宿は続く可能性が高いです。


 また12/22発売の第七巻に合宿前編が収録されるということから、八巻での収録話数を考えてみると一話分の空きが生じておりこれを何らかの形で埋める必要があるのですが、コミックスで一話丸々書き下ろしでもしないかぎり、この点においても既にリアルタイム制は崩壊しているとも言えます。しかし更に逆に言えば、七巻で収録話数を変更してまで八巻で綺麗に終わらせるための布石ともとれます。


八巻内容予想

第44話   合宿後編   ┐荻上の「中学のアレ」問題           ←今月号はココ

第45話  ┐         ┘荻上の「中学のアレ」問題解決編   

第46話  ┘冬コミ                     ┐

第47話  ┐                         | 笹荻成立

第48話  ┘笹原卒業&咲コスプレ&大団円     ┘


追加

第49話  ?


なんにしろこのリアルタイム制の崩壊、笹原卒業で連載終了するかどうかという問題は来月号ではっきりと示されることになります。



今後の笹荻展開



笹荻成立への問題点は笹原は就職が決まり、荻上はトラウマが明らかになったことで、要は荻上がどうトラウマに解決をつけそんな荻上を笹原がどう受け入れるかということになってきました。荻上が笹原の手助けで自らトラウマを解決。「おめでとう」「ありがとう」でカップルが成立するのがベタのベッタベタですが一番美しいまとまり方かと思います。

その荻上のトラウマ解決の際には巻田や中島が再登場して謝罪なり対決をするというのも考えられます。荻上の問題は荻上でケリを着けて欲しいのですが、ここは笹原にも脱童貞ということでオタクの成長を見せて欲しい所ではあります。


最後に


今月の話は読み手によってはかなり思い入れや受け取り方が違ってくるものだと思います。男オタは中学荻上に萌えるでしょうし、腐女子さんは自身に照らし合わせて読むでしょう。オタクという面を除いても中学時代を思い出させる今回のエピソードは大変素晴らしいものだったと思います。

リアルタイムで読んでいてこれだけ面白いと感じた漫画は小中学生の時読んでいたドラゴンボール以来です。

来月の22日に発売される七巻には先月号までの話が収録されています。今月号を買って来月の単行本を購入。で、25日に発売される次号アフタヌーンを読めば、なんと一気にげんしけんの話に追いつくことが出来ます。これはもう奇跡というか千載一遇のチャンスです。

未読の方は是非この機会に一読してもらって、リアルタイムでこの漫画をお楽しみいただけるようになればと思います。