一週間前に買ったお花

 

お花がそこにあるだけで

なんだかほっとする。

 

生きているからかな。

 

ピリピリして緊張している顔も

ふっと弛む。

 

ありがたいな照れ

 

お花は生きてる

だから枯れる

 

少しずつ花弁が下がって

花びらのまわりがカサカサしてきた。

 

花びらだけとって

透明の器に入れた

 

やさしい色に

癒やされる

 

時間は絶えず進んでいる

同じ速度で

 

でも怖れることはない

結局は

コツコツと積み重ねることしか

できない

 

積み重ねたものが

また

花開くのだ