松岡醸造(株)・松岡良治さん-6 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

今回だいぶのんびりモードで(すみません)
連載して参りました
埼玉県・小川町の酒蔵「松岡醸造」さん。

いよいよ最終回です!

お米が貴重で、多くのお酒を一般流通に
出すことが出来なかった時代。

「社長の酒」というネーミングの由来が
まさかこんなところにあったとは!という
エピソードを聞かせて頂きました。



味の良さは勿論ですが、
ユニークなネーミングで贈答用としても
大変ご好評頂いているとのこと。

黒豚劇場 川越入り口店 」でも、
もちろんご用意致しております。

社長だけが味わうことの出来た
品評会のために腕を磨き作りこまれたお酒を
どうぞお店でもお楽しみくださいませ♪



日本酒のみならず、リキュールもつくられています。
その名も「ぴっかり 酎」。ピカチュウではありません。笑

この「ぴっかり」という響きが面白く、尋ねてみたところ
小川町に伝わる「ぴっかり千両」という歌から
名付けられたのだそうです。

千両箱が光り輝く、という内容のその歌は、
小川町が和紙(千代紙)の生産で
大変栄えた時代に遡ります。

水が豊かで綺麗であったことから、小川町は
江戸時代に“小京都”と呼ばれるようになった程
和紙の生産で有名になりました。

そこから「ぴっかり千両」という歌が生まれたとのこと。

ネーミングひとつとっても、物語があって
非常に興味深いですね。

というわけで、ひとつの町、ひとつの蔵、
それぞれに歴史背景や物語があり、
個性豊かで酒蔵巡りは飽きることがありません。

埼玉県の35酒蔵すべてを揃えている
黒豚劇場 川越入り口店 」で、
あれもこれも試して頂き、お好みを発見する
喜びを感じて頂けたら、と思いつつスタートした
この酒蔵巡り。

まだまだ三分の一をご紹介したところですが、
ここでちょっぴりお休みを頂きたいと思います。

ブログは次回
「川越style倶楽部」の韓国レポートをお伝えします。

お楽しみに☆