ニュースなど差込みました関係で、
連載の間が少しあいてしまいましたが、
埼玉県小川町の酒蔵「松岡醸造」さんの続きです。
タンクの口のわきにある、小さな穴が気になりました。
この穴に専用の物差しを差し込んで、
タンクの中に仕込まれている酒量を計ったり、
温度や状態などを見るための穴なのだそうです。
大きなタンクの口を開けなくても、調べることが
出来るわけですね。
こちらは埼玉の酵母の中でも
香りが華やかで吟醸系のものや、
発酵する際に泡が出ないものなどを使っています。
やはり和釜が一番、お米を状態よく蒸し上げられる
ということで、蔵を改築した今でも
昔からの釜を使っているそうです。
酒蔵の朝は早くから始まります。
朝6時頃からせいろを和釜に乗せ、蒸す作業が
始まります。朝食は、蒸している間にとります。
お米が蒸されたら、すぐに冷却機にかけて冷やし、
麹やモト、仕込みとして使われるように分けたり
それぞれの部屋へと運ばれます。
ちょっと順番がちぐはぐになってしまいましたが、
こうして先の麹室やタンクへと蒸したお米が
投入されて、仕込みが進んでいきます。
次回は、タンクの1階部分や、移築して残している
古い蔵なども見せて頂きましたので、お楽しみに☆