武甲酒造(株)・長谷川浩一さん-7 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

埼玉県秩父市の武甲酒造さん。

最終回は、
「日本酒は、どんな飲み方をしたいか、
どんなお料理と合わせたいのか、で
ラベルを見て、種類を選ぶ」のススメ。

例えばラベルに「生絞り原酒」って
書いてあったら、どんなお酒なんでしょう?



絞った透明のお酒を、貯蔵庫に入れたものが
「原酒」と呼ばれるもの。

アルコール度数は、18度ぐらいあります。
強いですね。

ですから、原酒はお燗はしません。

この暑い季節には、
原酒をオンザロックで頂くのが
すっきりしていてお勧めです。



生酒は、酵母や酵素が生きています
必ず冷蔵庫で保管すること。

器もガラスやスズなどの
ヒンヤリ感が楽しめるものが
合いそうです♪



メイン銘柄の「武甲正宗」は
何にでも合うので定番銘柄。

夏は冷やして、
冬はお燗にしても楽しめます。

「彩のかがやき」でつくった
その名も「彩のかがやき」は
お米の味を味あう気持ちで

陶器のしっかりした器で頂くと
雰囲気も出そうですね。



酒かす絞る前の「にごり酒」は
口当たりがいいから飲み過ぎないように。

・・・と、このように、
お酒はお料理と合わせて、
飲む温度や器を変えて楽しんでみてほしい、と
おっしゃる長谷川さん。

見学ツアーの女性たちが
「あんまり意識していなかったわ。
今度ウチでもやってみる?」と旦那様に
話したりしていました。

そんな微笑ましい様子も、
お酒の力なのかしら・・・(*´∇`*)

今晩は、何を召し上がりますか?

どんな器でお酒を頂きますか?

考える時間も、なんだかうきうきしてきますね。

長谷川さん、ツアー見学をさせて頂き、
有難うございました!


さて。次回より、
秩父の酒蔵をもう一軒ご紹介致します。

埼玉の酒蔵は、とっても奥が深いのでした!