佐賀東(佐賀県) 77【22-22/16-21/18-26/21-21】90 富山第一(富山県)


※ゲームレポート
 第1ピリオド、佐賀東は2-1-2から3-2のマッチアップゾーン、富山第一はマンツーマンでスタート。
佐賀東は#14のゲームメイクから#10と#12の3Pシュート。
対する富山第一は序盤かたさが見られ、チャンスを得点につなげることができない。
それでも#15を中心として得点を重ねていき、22-22の同点で第1ピリオドを終える。


 第2ピリオド、富山第一はガード陣がDefで激しくプレッシャーをかけ、簡単にゲームメイクをさせない。
それが相手のミスを誘い、速攻からの得点で一気に差を広げる。
佐賀東はタイムアウトを取ると、#10の個人技、#13の力強いプレーで得点し、差を縮めていく。
終盤、富山第一は#15、#11のインサイドで粘り、43-38で富山第一がリードし前半終了。

 第3ピリオド、富山第一は2-1-2のゾーンでスタート。
佐賀東はそのゾーンを攻めることができずにミスを連発。
そのミスを得点につなげ富山第一が点差を11点まで広げると、たまらず佐賀東がタイムアウト。
タイムアウトが明け、徐々にゾーンに対して適応してきた佐賀東は#10、#13を中心に得点を重ねていく。
富山第一は#15を起点とした攻めを見せ、69-56で富山第一がリードしたまま第3ピリオド終了。


 第4ピリオド、追い上げたい佐賀東は激しいDefで相手のミスを誘い#13が得点する。
流れが佐賀東に傾くと思われたが、富山第一#15が要所で得点を決め、主導権を渡さない。
終盤、佐賀東の激しいDefに富山第一はミスが目立つ。
しかし、佐賀東はそれを得点につなげていくことができず、90-77で試合終了。
富山第一がインターハイ初出場、初勝利を飾った。



慶進(山口県) 114【34-10/24-10/35-11/21-16】47 高岡第一(富山県)


※ゲームレポート
中国大会を制した山口県の慶進と2年連続4回目の出場となる富山県の高岡第一の試合。
スタートダッシュに成功した慶進が終始リードを守り続けて快勝した。


第1ピリオド、両チーム共にハーフのマンツーマンでスタート。
序盤から、慶進は#4、♯8の連続3P、♯6の連続バスケットカウントでリードを広げる。
一方、高岡第一は緊張からシュートが決まらず、なかなか得点が伸びない。
34-10と慶進リードで終了。


第2ピリオド出だし、高岡第一がパスカットからシュートを決め、巻き返しのきっかけをつかむ。
徐々にリズムがでてくるが、慶進も#6、#13の個人技で着実に得点を積み重ね、流れをわたさない。
58-20と慶進が38点差を付けて前半終了。


第3ピリオド、高岡第一は激しいプレッシャーディフェンスからミスを誘い、♯6の3Pやドライブで反撃。
しかし、慶進#6の個人技を止めることができず、逆に連続バスケットカウントを決められ引き離される。
93-31と慶進リードのまま第3ピリオド終了。


第4ピリオドに入り、高岡第一も追い上げようと積極的に攻めるが、慶進の勢いを止めることができず、114-47で慶進が勝利し、1回戦を突破した。
敗れはしたが、最後まであきらめずに精いっぱいプレーした高岡第一にも、会場から温かい拍手が送られていた。