チェコ○66 (22-19 16-11 15-16 13-14) 60●日本


第16回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会、予選ラウンド最終日。
前日に2次ラウンド進出を決めた日本は、予選ラウンド最終戦で地元チェコと対戦。
グループD2位の座をかけての戦いとなった。
序盤からペースをつかんだのはチェコ。高さの利を活かして加点する。
日本は追いかける展開となるが要所で点差を詰めて逆転の機会をうかがう。
残り4分、#4名木の速攻4点差まで詰め寄る日本。しかしその後シュートを決められないまま万事休す。
60-66で敗れ、日本は予選ラウンドグループD3位となった。

 
第1ピリオド、開始1分で4-2とリードする日本であるが、その後ミスやファウルが続くとチェコに連続得点を許し、開始3分には4-10と6点ビハインド。
日本は本来のペースを取り戻そうと、セットオフェンスから#9諏訪、さらに#7三谷の3Pシュート、#13大神の得点で、残り6分、11-12と1点差に詰め寄る。
しかし日本はその後得点が止まり、再びチェコにリードされ、11-18と7点差となる。
だがその直後から#4名木のドライブ、#13大神、#2吉田の3Pシュートで19-20に。最後は#5に決められ19-22で第1ピリオド終了。

 
第2ピリオド、日本は序盤こそ点の取り合いについていくが、チェコの高さを守りきれない。
日本は7分59秒の高田のレイアップを決めたのを最後に、打てどもシュートが入らず、得点が止まってしまう。
チェコの#6BORTELOVAに決められ、23-34と二桁リードを許す。
残り1分54秒、#13大神が1on1からジャンプシュートを決め、6分間の均衡を破る。
その後#8鈴木、#13大神の連続得点で追い上げ、30-38で前半終了。

 
第3ピリオド、日本は足を使ったディフェンスでチェコの攻撃を抑えるが、日本もミスがでて加点できない。
チェコはオフェンスリバウンドを確保し、攻撃の機会を広げる。
日本は長い守備時間でファウルがかさみ、さらにオフェンスではドライブを封じられ、苦しい時間帯。
チェコは#6、#7が連続得点を挙げ、残り2分には34-53とこの試合最大の19点得点差がつく。
しかし#13大神の3Pシュートを皮切りに、スティールから#9諏訪の速攻、#12吉田のジャンパー、#13大神の3Pシュート、さらには#12吉田がブザービーターでジャンプシュートを決め、12連続得点を挙げて46-53、第3ピリオド終了。

 
第4ピリオド、追い上げを許すまいとチェコが連続得点を挙げ、46-57と再び11点差に。
日本はここでディフェンスをオールコートに切り替えてチェコの攻撃を抑え、#8鈴木の3Pシュート、#7三谷のフェイダウェイ、#13大神から#9諏訪の速攻などで残り5分、55-61と6点差に詰め寄る。
追いつきたい日本は果敢にドライブを仕掛けるが、チェコの高さに阻まれる。
チェコ#11のバスケットボールカウントで55-64となり、会場が最熱狂した直後、#13大神の3Pシュート、リバウンドから#4名木の速攻で残り3分31秒、60-64と4点差に詰め寄る日本。
同点の望みをかけて外角からシュートを狙うがことごとく決まらない。ファウルでチェコの攻撃を止めるが、残り19秒、#4のフリースローで60-66。
日本は最後までシュートを決められず万事休す。60-66で試合終了。
日本は1勝2敗となり、予選ラウンドグループD3位で2次ラウンド進出を決めた。


 
明日の休息日をはさみ、次戦は2次ラウンドグループF第1戦で、グループC1位のスペイン(FIBAランキング5位)と現地時間9/26 15:30から対戦する。